三十三間堂は、観光寺院です。
そのため参拝するためには、拝観料が必要となります。
しかし、その拝観料が無料になる日があるのです。
まずは、楊枝のお加持が行われる日。
この日は、通し矢が行われる日でもあります。
この時は、拝観料無料で三十三間堂に参拝する事が可能です。
ただし、人がめちゃくちゃ多いです。
参拝者の他にも、中高年の素人カメラマンが押し寄せます。
晴れ着姿の新成人が弓を射る姿を撮影するため。
京都の冬の風物詩の1つなので、この混雑っぷりは仕方がないですね。
そして、3月3日に行われる春桃会の日も無料開放されます。
今回は、その三十三間堂の春桃会の紹介です。
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三十三間堂の春桃会。見所を紹介
三十三間堂の春桃会
三十三間堂の春桃会(桃の節句)は、毎年三が重なる3月3日に行われる行事です。
この日は、ご本尊の千手観音坐像に結ばれた紐を持って祈願する結縁綱参拝や、千体観音像を特設の高壇から遥拝する事(東風檀参)が出来ます。
桃の節句らしく、雛ちらしや雛うどんも有料で振る舞われ、この日限定の桃のお守りが授与。
女の子専用の桃のお守りは、可愛らしい上にご利益があるとあって大人気です。
これだけではありません。
三十三間堂の春桃会の名物と言えば、瀬戸内寂聴さんの青空説法です。
体調が良い年に行われ、この説法を聞くために県外から訪れる人もいる程。
今年は体調を崩されているので、説法が聞けるかどうかは微妙ですね。
瀬戸内寂聴が庵主の曼陀羅山寂庵のHPでは、3月まで療養中とありました。
無理なさらずに、体調の回復に努めてほしいです。
桃の節句は、女の子を祝う行事です。
しかし、三十三間堂の春桃会が訪れても楽しめますよ。
結縁綱参拝は、めったに出来る体験ではありません。
この機会に、ぜひ紐を持って祈願して下さい。
三十三間堂へのアクセス
京都駅から市バス100・206・208系統に乗車。
博物館三十三間堂前で下車、すぐ。
徒歩だと30分ぐらいで到着します。
三十三間堂関連のページ
三十三間堂の通し矢。
三十三間堂の楊枝のお加持。