三十三間堂を訪れた時、夜泣き封じのお地蔵さまに手を合わせました。
その時の写真は、「三十三間堂の夜泣泉」に掲載しています。
三十三間堂は、京都市東山区にあるお寺です。
訪れる多くの人の目的は、仏像だと思います。
国宝の千手観音坐像の気高い姿。
そして、千体の千手観音立像の迫力は、1度は見る価値があります。
また、行事で有名なのが、通し矢です。
毎年多くの成人した若者が、的を目がけて弓を放ちます。
そんな三十三間堂の境内に、夜泣き封じのお地蔵さまが鎮座しているのをご存知ですか。
場所は、境内の東。
ちょうど本堂の中間地点あたりに、お地蔵さまは祀られています。
今回は、三十三間堂の夜泣き封じのお地蔵さまを紹介します。
何かの参考になれば、幸いです。
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三十三間堂の夜泣き封じのお地蔵さまの見所
三十三間堂の夜泣泉
三十三間堂の春桃会に、行ってきました(※)。
(※三十三間堂の春桃会については、こちらを参照して下さい。
★三十三間堂の春桃会。桃のお守りの授与あり。)
まずは、本堂の中を見学です。
千体の千手観音像を鑑賞。
そして、国宝の千手観音坐像の前で手を合わせました。
他にも、風神・雷神の像。
二十八部衆の像も、じっくりと堪能。
また、三十三間堂の御朱印も頂きました(※)
(※三十三間堂の御朱印は、こちらに掲載しています。
・三十三間堂の御朱印と御朱印帳。)
その後、境内をぷらぷらと探索しました。
色々見て回った中の1つに、夜泣泉と夜泣き封じのお地蔵さまがあります。
夜泣泉と夜泣き封じのお地蔵さまです。
◆三十三間堂の夜泣泉について◆
三十三間堂の僧が、夢にお告げにより発見した霊泉です。
古今著聞集にも登場します。
いつも冷たく、飲んでもお腹を痛めない。
また、美味しく枯れる事のな水だと紹介されています。
夜中に水が湧き出る音が、すすり泣きに似ている事から、夜泣泉と名づけられたそうです。
-終-
夜泣き封じのお地蔵さまです。
夜泣きをする子供はいないのですが、手を合わせました。
◆夜泣き封じのお地蔵さまについて◆
夜泣泉の傍らに、いつの頃から祀られるようになったお地蔵さまです。
お地蔵様の「前掛け」を持ち帰り、幼児の枕に敷くと、夜泣きが治ると伝わっています。
その事から、夜泣き封じにご利益があると、赤ちゃんの夜泣きに悩む方達が訪れて、祈願するそうです。
-終-
現在でも、三十三間堂では、「夜泣き封じの前掛け祈願」は行われています。
気になる方は、三十三間堂の方へ、問い合わせてみて下さい。
-平成29年(2017)3月3日参拝-
三十三間堂への駐車場
三十三間堂には、駐車場があります。
車で行かれる方は、利用を検討してみてはいかがでしょうか。
三十三間堂へのアクセス
京都駅から市バス100・206・208系統に乗車。
博物館三十三間堂前で下車、すぐ。
徒歩だと30分ぐらいで到着します。