豊国神社へ、初詣に行ってきました。
境内の様子や本殿前の混雑状況を撮影。
また、並んでから本殿に到着する時間も調べてきました
その時の様子は、「豊国神社の初詣巡り」の章に掲載しています。
豊国神社は、京都市東山区にあります。
京都の初詣場所として、穴場です。
三が日でも、特に混雑する事なく参拝出来ます。
同じ東山区にある八坂神社の三が日の参拝者人数は、約100万人。
その八坂神社の初詣をした後に、豊国神社に訪れてみて下さい。
ゆったりと参拝出来る有り難さを、感じるのではないでしょうか。
豊国神社の三が日は、普段は出来ない特別な事が出来ます。
それは、国宝である唐門をくぐって、本殿前で参拝出来る事です。
豊国神社の唐門は、普段から常に閉まっている訳ではありません。
しかし、開いている時は、柵が置かれています。
そのため、柵以上は進む事が出来ません。
しかし、お正月の三が日だけ、その柵はなくなります。
唐門をくぐって、本殿前で祈願する事が可能なのです。
豊国神社の三が日に初詣へ訪れた人の、ある意味お年玉ではないでしょうか。
今回は、豊国神社の初詣の紹介です。
参拝時間やご利益などを、掲載しています。
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豊国神社の初詣の見所
豊国神社の初詣の概要
豊国神社の初詣は、開運出世にご利益があります。
豊国神社へ初詣に訪れる人数は、それ程多くありません。
京都に初詣の中で、混雑が緩めな寺社をお探しの方。
そんな方は、豊国神社への参拝がおススメです。
豊国神社で初詣に行く事が出来る時間帯は、以下の通りです。
★豊国神社のお正月の時間★
豊国神社は、終日参拝が出来る神社です。
いつ訪れても、神様に手を合わせる事が出来ます。
ただし、宝物館の開館時間は、終日ではありません。
決まっています。
宝物館の開館時間は、9時から16時30分まで。
入館料金は、300円です。
また、唐門をくぐる事が出来るのは、昼のみ。
たとえ三が日でも、終日唐門をくぐれる訳ではありません。
日が暮れた後に参拝しても、本殿前では祈願する事は出来ません。
ご注意下さい。
-終了-
豊国神社の初詣の混雑は、それ程ではありません。
それでも1月1日は、多少は混雑します。
しかし、せっかくなら本殿前で参拝しませんか?
そう考えると、三が日の昼間がおススメの参拝時間です。
そして、豊国神社へ訪れた方は、唐門はチェックして下さい。
豊国神社は、見応えがありますよ。
★豊国神社の唐門(国宝)について★
豊国神社の唐門は、向唐門の四脚門です。
向唐門とは、門の前後に破風が付いている唐門の事。
四脚門とは、門柱の前後に2本ずつ控柱を設けた門の事です。
この門は、元々は伏見城の城門だった伝えられています。
伏見城が落城した後、二条城に移されたそうです。
その後、豊国神社へと移築されました。
見所が色々とあるのですが、この2か所はチェックして下さい。
正面上部の扁額とその後ろにいる目無しの鶴の彫刻。
そして、扉の下に施された鯉の滝の登りの彫刻です。
扁額は、後陽成天皇が宸筆したもの。
宸筆とは、天皇陛下の自筆という事です。
また、目無しの鶴と鯉の滝の登りの彫刻は、彫刻職人の左甚五郎の手によるものだと伝えられています。
さらに詳しい情報や写真は、こちらを参照して下さい。
★豊国神社の唐門。鯉の滝登りで立身出世。
-終了-
豊国神社のご利益
初詣で気になるのが、その神社で授かるご利益です。
豊国神社のご利益は、出世開運、厄除招福、良縁成就など。
その中でも有名なご利益が、出世開運となっています。
豊国神社の祭神は、豊臣秀吉です。
豊臣秀吉は、百姓から織田信長の草履取りになり、そして、最後は天下を統一しました。
出世開運を祈願するのに、ピッタリだと思います。
今年は、少しでも上へ出世したい方。
あるいは、破竹の勢いで成り上がりたい方。
そんな方は、豊国神社へ初詣へ訪れて下さいね。
豊国神社の初詣巡り
京都の初詣巡りを、1月2日に行いました。
この日に巡った神社は、八坂神社・平安神宮・下鴨神社などです。
豊国神社へ訪れた後は、伏見稲荷大社へも行く予定となっています。
京阪・七条駅で、下車。
そこから、徒歩で豊国神社に向かいます。
無事に到着しました、豊国神社。
時間は、13時17分です。
ここから見る限り、そこそこ参詣者がいます。
階段を上がり、鳥居をくぐって、唐門前へ。
普段は、唐門の前に柵があり、それ以上は進めません。
そのため、唐門前での参拝となります。
しかし、三が日の豊国神社は、柵がなくなります。
本殿前まで行って、祈願する事が可能です。
まずは、開いている唐門を隅々まで鑑賞。
その後、本殿前で行って祈願する事にしました。
本殿前には、参拝する人の列が出来ています。
並ぶ事、約7分。
無事に、豊国神社の本殿の前で祈願。
並ぶ時間が7分は、短い方だと思います。
この後に向かった伏見稲荷大社では、1時間は並びましたから(※)。
(※伏見稲荷大社の初詣で並んでいる様子は、こちらをご覧下さい。
★伏見稲荷大社へ初詣。混雑や屋台を日別で比較。)
本殿前には、奉納された絵が飾られていました。
タイトルは、「太閤 秀吉」。
兜をかぶった豊臣秀吉を描く事により、武将の力強さを表現しているそうです。
摂社の貞照神社の前でも、手を合わせました。
こちらも、唐門をくぐった先にあります。
基本、三が日にしか参拝出来ません。
三が日の豊国神社へ訪れた方は、ぜひ手を合わせて帰って下さい。
無事に祈願出来たので、境内を散策する事にしました。
境内には、巨大絵馬が飾られていました。
私は、今年の干支の巨大絵馬の写真を集めています。
そのため、巨大絵馬を飾っている神社は、とても有難いです。
こちらは、奉納された小さい絵馬。
そして、授与所に飾られている骨喰藤四郎のフィギュアです。
骨喰藤四郎と書いて、「ほねばみとうしろう」と読みます。
骨喰藤四郎は、豊国神社が所蔵している刀剣です。
「斬る真似だけで、相手の骨を砕いた」という伝説が残っています。
この人形(フィギュア)は、その刀剣を擬人化したものです。
豊国神社を散策した後、耳塚の前の通って、最寄駅へと向かいました。
以上、1月2日の豊国神社の様子をお届けしました。
◆1月2日の豊国神社のまとめ◆
1月2日の豊国神社は、本殿前での参拝が可能でした。
その本殿への参拝は、少し並ぶ事になります。
並ぶ時間は、7分でした。
並ぶ時間としては、短い方だと思います。
境内全体の混雑具合は、それ程でもありません。
普段よりも少し多い程度です。
授与所の方は、少し並んでいましたが、それでも長時間待つ程ではありませんでした。
ゆったりと、初詣を楽しました。
-終-
豊国神社の駐車場
豊国神社は、無料の駐車場を完備しています。
自家用車15台分を止める事が可能です。
豊国神社へ車で参拝を考えている方。
利用を検討してはいかがでしょうか。
豊国神社へのアクセス
豊国神社への行き方です。
JR京都駅から、市バスに乗車。
博物館三十三間堂前で下車、徒歩5分ほどで到着。
詳しいアクセス方法は、こちらを参照して下さい。
★豊国神社へのアクセス。京都駅からの行き方。
写真付きで紹介しています。
(周辺地図)
京都で初詣が楽しめる寺社
・京都の初詣。おすすめから穴場の神社まで。
豊国神社の関連情報
・豊国神社の御朱印と御朱印帳。