吉田神社を訪れた時、さざれ石を見つけました。
さざれ石は、国家にも登場するお目出たい石です。
写真は、「吉田神社のさざれ石」に掲載しています。
◆吉田神社について◆
吉田神社は、京都市左京区にある神社です。
貞観元年に、平安京の守護神として創建されました。
祭神として、4柱祀られています。
第一殿:健御賀豆知命(たけみかづちのみこと)
第二殿:伊波比主命(いはいぬしのみこと)
第三殿:天之子八根命(あめのこやねのみこと)
第四殿:比売神(ひめがみ)
ご利益は、厄除け・開運。
そして、学問や良縁なのです。
節分祭が有名な神社で、京都の節分の行事と言えば、この吉田神社を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
普段は、境内には人がそれ程いなくて、参詣がしやすい神社です。
しかし、節分祭の時は、約50万人の参拝者が訪れます。
この数からも、吉田神社の節分祭の規模が分かると思います。
1度は訪れて欲しい、京都の節分祭の1つです。
(※吉田神社の節分祭は、こちらを参照して下さい。
☆吉田神社の節分祭。露店の様子や交通規制情報。)
-終-
今回は、そんな吉田神社のさざれ石を紹介します。
何かの参考になれば、幸いです。
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吉田神社のさざれ石の見所
吉田神社のさざれ石
京都の神社には、さざれ石が置いてある事があります。
私が知っているのは、下鴨神社と護王神社。
そして、これから紹介する吉田神社です。
◆さざれ石についての簡単な説明◆
学術的には、「石灰質角礫岩」と呼ばれる石の事です。
石灰石が長い年月をかけて、雨水で溶解。
そして、粘着力の強い乳状液が少しずつ小石を凝結。
ついには巨岩となります。
それが、さざれ石です。
国家にも歌われ、お目出たい石ともされています。
-終-
そんなさざれ石が、吉田神社にあります。
こちらが、吉田神社のさざれ石です。
吉田神社のさざれ石は、岐阜県春日村山中にあったもの。
この岐阜県春日村産のさざれ石は、国家に歌われるさざれ石です。
平安朝時代の事。
惟仁親王に仕えた藤原朝臣が、次のような歌を詠みました。
「我が君は 千代に八千代に さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで」
この歌が、君が代の元となっています。
ちなみに、吉田神社のさざれ石。
岐阜県の天然記念物に、指定されています。
下鴨神社、護王神社、吉田神社。
3神社のさざれ石の中で、吉田神社のさざれ石は最も小さいです。
しかし、吉田神社を訪れた時は、一目見てみて下さい。
国家に歌われるさざれ石なので、貴重な機会かもしれませんよ。
吉田神社の駐車場
吉田神社には、駐車場が存在します。
臨時駐車場で、約20台止める事が可能です。
当たり前ですが、参拝者のみ利用できます。
吉田神社までのアクセス
吉田神社への行き方です。
京阪出町柳駅からだと、今出川通を東へ。
百万遍の交差点を右に曲がって、2つ目の信号を左へ。
そのまま東一条を真っ直ぐ歩けば到着します。
だいたい、徒歩15分~20分くらいです。
JR京都駅からの場合、市バス206系統に乗車。
京大正面前で下車、徒歩5分です。
(周辺地図)
吉田神社の四季
・吉田神社の紅葉、見頃や現在の状況。
・竹中稲荷神社の紅葉、見頃や現在の状況。