神ノ木弁財天を、訪れました。
その時の様子は、「神ノ木弁財天へ参詣」の章に掲載しています。
神ノ木弁財天は、その名の通り弁財天を祀っている神社です。
京都市右京区嵯峨野神ノ木町あります。
神ノ木弁財天の始まりは、次にように伝わっています。
山城国葛野郡生田村の庄屋の海老名庄左座衛門が、比叡山の無動寺から授けられた木像を、家宝として祀っていました。
その後、庄屋は次の代へとなります。
その時に、夢枕に弁財天が現れました。
すると、家宝の木像の指が、3本折れたそうです。
不思議に思いつつ、木像を払い清めた後、修復します。
修復した木像を祀ると、再び弁財天が夢枕に現れました。
そして、神ノ木に遷座したいと告げるのです。
その後、様々な人の尽力により、明治22年(1889)に、この地へ弁財天が祀られる事となりました。
現在は、毎年11月の第一日曜日に、御火炊祭が斎行されているそうです。
また、境内には榎の大木が3本存在しています。
この榎の大木は、右京区民の誇りの木に指定されている神木です。
今回は、神ノ木弁財天と榎の大木を紹介します。
何かの参考になれば、幸いです。
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神ノ木弁財天の見所
神ノ木弁財天へ参詣
松尾大社や梅宮大社へ、初詣に行ってきました(※)。
その後、いくつかの寺社にも足を運びました。
(※松尾大社での初詣の様子は、こちらに掲載しています。
★松尾大社へ初詣。亀と鯉に祈願。)
その寺社の1つが、神ノ木弁財天です。
神ノ木弁財天は、嵐電(京福)の線路沿いにあります。
場所は、嵐電の「有栖川駅」から徒歩すぐです。
神ノ木弁財天へ、到着しました。
神ノ木弁財天は、それ程広い神社ではありません。
むしろ、めちゃくちゃ狭いです。
鳥居の目の前に、嵐電の線路が通っています。
そのため下がれないので、鳥居も全体を写せませんでした。
弁財天が祀られている社の前で、手を合わせます。
弁財天は、元々インドの農耕の神様です。
また、音楽の神様とも言われてます。
その神様が日本に入ってきた時に、吉祥天などの様々な神様の要素を取り入れられ、インドと日本の弁財天では、特性とは異なるようになりました。
また、弁財天は、七福神の1柱です。
七福神では、財宝を授けてくれる神様として、信仰されています。
こちらが、榎の大木です。
一旦境内を出て、外から撮影しました。
榎は、古くから一里塚などに植えられています。
成長すると、高さは約20mにもなる木です。
神ノ木弁財天では、社を守るように4本植えられています。
弁財天を祀っている神社巡りが好きな方。
機会があれば、訪れてみませんか。
神ノ木弁財天へのアクセス
神ノ木弁財天への行き方です。
嵐電「有栖川駅」下車、徒歩1分~3分。
(周辺地図)