木嶋神社(蚕ノ社)の三柱鳥居を、見に行ってきました。
その時の写真は、「木嶋神社の三柱鳥居」に掲載しています。
木嶋神社は、京都市右京区にあります。
ただ、木嶋神社や蚕の社は、通称です。
正式名称は、「木嶋坐天照御魂神社」。
読み方は、「このしまにますあまてるみたまじんじゃ」。
正式名所は、長い上に読み難いです。
そのため、通称の木嶋神社や蚕の社で呼ばれています。
木嶋神社は、秦氏ゆかりの神社です。
秦氏は渡来系氏族で、養蚕・機織・染色技術に優れていました。
◆三柱鳥居について◆
その名との通り、柱が三本ある鳥居の事です。
柱は正三角形に組み合わされ、お互いの柱は隣合っています。
全国でも数少ない鳥居の形です。
木嶋神社や三囲神社、南禅寺大寧軒など数える程しかありません。
ちなみに三柱鳥居と書いて、読み方は「みはしらとりい」です。
-終-
今回は、木嶋神社(蚕ノ社)の三柱鳥居を紹介します。
何かの参考になれば、幸いです。
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木嶋神社(蚕の社)の三柱鳥居の見所
木嶋神社の三柱鳥居
松尾大社や梅宮大社へ、初詣に行ってきました(※)。
その足で、周辺の寺社にも立ち寄ります。
(※松尾大社での初詣の様子は、こちらに掲載しています。
★松尾大社へ初詣。亀と鯉に祈願。)
その中の1社が、木嶋坐天照御魂神社。
通称は、木嶋神社、または蚕の社です。
木嶋神社には、一部で有名な建造物があります。
それは、全国でも珍しい三柱鳥居です。
もちろん、しっかりと見て写真に撮りました。
木嶋坐天照御魂神社へ到着しました。
左奥に見える鳥居は、普通の鳥居です。
三柱鳥居は、この鳥居をくぐった先にあります。
木嶋神社の鳥居をくぐりました。
三柱鳥居があるのは、参道を真っ直ぐ歩いて左です。
そこには、元糺の池と呼ばれる神池があります。
神池なのですが、現在は池の水は湧き出ていません。
参道を歩いて、左へと行きました。
そこには、また鳥居が出てきます。
しかし、この鳥居でもありません。
三柱鳥居は、この鳥居の入った所にあります。
鳥居をくぐると、元糺の池に到着します。
写真の真ん中に、石の建造物が見えませんか。
その石の建造物が、三柱鳥居です。
葛飾北斎の「北斎漫画」では、木造の三柱鳥居として登場しています。
現在の鳥居は、1831年に再建されたものです。
当時のものではありません。
近くで見ると、このような感じです。
柱が三本あるのが、分かると思います。
なぜ三本柱の鳥居が作られたのでしょうか。
理由は、諸説あります。
秦氏の遙拝所説。
景教の遺物説。
キリスト教の三位一体説。
ユダヤ教のダビデの星説。
納得できる説から強引な説まで様々です。
しかし、現在の所、本当の理由は、謎となっています。
理由は分かりませんが、珍しいのは確かです。
京都の珍スポットとして、紹介される事もあります。
木嶋神社へ訪れる機会があれば、ぜひ見逃さないで下さいね。
木嶋坐天照御魂神社の駐車場
駐車場はありますが、スペースが狭いです。
2台ほどしか止める事が出来ません。
公共交通機関を利用したの方が、無難ですよ。
木嶋坐天照御魂神社へのアクセス
木嶋坐天照御魂神社への行き方です。
京福電車(嵐電)蚕ノ社駅で下車。
徒歩、すぐ。
(周辺地図)