藤屋と空也上人ゆかりの井戸を訪れた時の事です。
南楼門の近くで、ある井戸を発見しました。
藤屋と空也上人ゆかりの井戸です。
写真は、「藤屋と空也上人ゆかりの井戸」に掲載しています。
八坂神社についての簡単な説明
八坂神社は、京都市東山区にあります。
祇園祭の神社として、有名です。
祭神として、素戔嗚尊や櫛稲田姫命が祀られています。
京都の観光名所としても人気があり、いつでも参拝者がいます。
また、京都の初詣の参拝者が多い事でも有名です。
毎年三が日には、約100万人が訪れます。
八坂神社の初詣の様子です。
★八坂神社で初詣。参拝時間や夜の混雑具合。
元々は「祇園神社」「祇園社」などと呼ばれていましたが、明治元年の神仏分離令により「八坂神社」と改められました。
-終-
今回は、そんな八坂神社の南楼門近くの井戸を紹介します。
何かの役に立てば、幸いです。
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藤屋と空也上人ゆかりの井戸の概要
藤屋と空也上人ゆかりの井戸
八坂神社は、京都の有名な観光スポットです。
その分、見所も多く、何回訪れても飽きません。
そんな八坂神社の境内を、散策していた時の事です。
南楼門の近くで、ある井戸を発見しました。
藤屋と空也上人ゆかりの井戸です。
今は、囲いがされており利用出来ません。
しかし、昔はこの井戸は使われていました。
次のような話が伝わっています。
◆藤屋と空也上人ゆかりの井戸の話◆
延長三年の事。
醍醐帝が疱瘡に罹られました。
また、他の人々も病に苦しみました。
その惨状をみかねた空也上人は、八坂神社は参籠。
帝や人々の病気平癒を祈願します。
その時、井戸の清水を用いて、白湯を人々に施します。
それを飲んだ人達は、癒されたと伝わっています。
また、明治初年まで、この場所に藤屋という茶屋がありました。
屋号は、店の傍らにあった藤棚からきています。
その藤屋は、井戸の清水を沸かして、八坂神社へ参詣に訪れた人々に出しました。
参詣者は、藤屋の白湯を飲んで、身を清めてから参拝しました。
この事から、藤屋は「きよめの茶屋」とも呼ばれました。
-終-
この井戸は、なかなか由緒がある井戸でした。
古い井戸に、歴史ありですね。
意識して見ないと、見過ごしそうな藤屋と空也上人ゆかりの井戸。
八坂神社を訪れた時は、探してみて下さい。
がっつりと見るような井戸ではありませんが、話のネタにはなるかもしれませんよ。
八坂神社の駐車場
八坂神社には、常磐新殿駐車場という駐車場が存在しています。
普通車約40台が、1時間600円で駐車可能です。
八坂神社へのアクセス
八坂神社への行き方です。
京都駅から市バス206番に乗車。
祇園停留所で下車して徒歩1分。
京阪祇園四条駅からだと、四条通を東へ徒歩5分。
阪急河原町駅からでは、四条通を東へ徒歩8分です。
(周辺地図)
八坂神社の関連情報
・八坂神社の御朱印と御朱印帳。
八坂神社の行事・祭事
・八坂神社の節分祭。舞妓の奉納舞踊あり。