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蛤御門の弾痕。

京都御苑を訪れた時、蛤御門を見てきました。
蛤御門には、禁門の変の時の弾痕(銃痕?)があります。

その写真は、「蛤御門の弾痕」に掲載中です。

禁門の変についての簡単な説明

禁門の変は、幕末の京都で起きた武力衝突です。
蛤御門の変や元治の変とも呼ばれています。

尊王攘夷論を掲げていた長州藩は、公武合体派である会津藩と薩摩藩らによって、京の町から追放されました。

しかし、京や大阪に潜伏して、再起の機会を伺っていました。
ところが、池田屋事件で攘夷派志士が殺害、逮捕されます。

これに怒った長州藩は、京都守護職の追放を掲げて、決起。
御所を目指して、突入しました。

そこで、薩摩藩兵らと激突します。
結果、長州勢は敗北、撤退しました。

この戦いで、多くの長州藩攘夷派志士が亡くなりました。

-終-

今回は、そんな禁門の変の戦いの跡が残る蛤御門を紹介します。
何かの役に立てば、幸いです。


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蛤御門の弾痕の概要

蛤御門の弾痕

京都御苑に、よく訪れます。
市民憩いの公園だけあって、無料。

しかも、四季の花々も楽しめます。
写真を撮りたい時に、気軽の訪れる事が出来るのが良いです。

そんな京都御苑には、いくつかの門が存在しています。
蛤御門も、京都御苑にある門の1つです。

◆京都御苑について◆

江戸時代の京都御苑は、二百もの宮家らの邸宅が立ち並ぶ町でした。
しかし、明治になって邸宅は取り除かれます。

そして、公園として整備されました。
春には梅や桜が咲き、また1年を通して自然が楽しめます。

京都御苑は、誰でも利用する事が可能です。
苑内の散策は無料なので、気軽に訪れる事が出来ます。

-終-

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こちらが、蛤御門です。
かつては、新在家門と呼ばれていました。

新在家門は、開く事がない門でした。
しかし、江戸時代の大火の時に、門が初めて開かれます。

その様子を、「焼けて口が開く蛤」に例えて、蛤御門と呼ばれるようになったそうです。

また、この蛤御門の辺りは、禁門の変での激戦区でした。
そのため、門には、その時の弾痕らしきものが残っています。

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蛤御門の弾痕です。
他の箇所にも、銃痕らしきものがあります。

京都御苑へ訪れる機会がある方。
ぜひ、蛤御門も見学して下さい。

幕末を感じる事が、出来るかもしれませんよ。

京都御苑の駐車場

京都御苑には、駐車場が完備しています。
清和院-東駐車場と中立売-西駐車場です。

清和院が普通車80台、中立売が普通車250台を収容可能。
普通車3時間500円、以後1時間毎100円となっています。

京都御苑へ車で行く方は、利用してはいかがでしょうか。

京都御苑へのアクセス

京都御苑への行き方です。

京都駅から地下鉄に乗車。
丸太町駅か今出川駅で下車、すぐに到着します。

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(周辺地図)