藤森神社を訪れました。
1つ目の目的は、御朱印帳を拝受する事。
2つ目の目的は、手水舎の水鉢(台石)を見る事です。
2つの目的とも、無事に達成しました。
その様子は、「藤森神社の手水舎の水鉢」に掲載しています。
藤森神社についての簡単な説明
藤森神社は、京都市伏見区にあります。
菖蒲の節句の発祥地としても有名です。
勝運、学問と馬に、ご利益があります。
馬の関係者から信仰を集めている神社です。
また、午年には、多くの方が初詣に訪れます。
(※藤森神社の初詣の様子は、こちらをご覧ください。
★藤森神社の初詣。白馬で勝運を得る。)
京都の紫陽花の名所で、初夏にも多くの人が訪れます。
またこの時期だけの、特別な御朱印も拝受可能です。
-終-
今回は、そんな藤森神社の手水舎の水鉢を紹介します。
何かの役に立てば、幸いです。
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藤森神社の手水舎の水鉢の概要
藤森神社の手水舎の水鉢
宇治を訪れた時、浮島十三重石塔を見ました。
(※浮島十三重石塔については、こちらに掲載しています。
★浮島十三重石塔。)
そして、十三重石塔と藤森神社の縁を知ります。
藤森神社の手水舎の水鉢。
十三重石塔の笠石が、使用されています。
なぜ藤森神社の手水舎の水鉢に、十三重石塔の笠石が使用されているのでしょうか。
それは、石川五右衛門が関係してます。
石川五右衛門は、安土桃山時代の盗賊です。
その石川五右衛門が、十三重石塔の笠石を盗みます。
そして、笠石を持ってきた先が、藤森神社です。
笠石は、藤森神社の手水舎の水鉢として使用されています。
こちらが、藤森神社の手水舎です。
龍の口から、水がちろちろと水鉢に流れています。
そして、藤森神社の手水舎の水鉢です。
石川五右衛門が持ってきたそうですが、本当なのでしょうか?
実は、違います。
江戸時代、宇治川の氾濫によって十三重石塔は倒壊。
十三重石塔は、バラバラになり淀川へと沈みます。
沈んだ十三重石塔が引き上げらたのは、明治に入ってからです。
そして、引き上げた石塔を再建。
しかし、その時に、5番目の笠石だけ発見出来ませんでした。
この5番目の笠石を石川五右衛門が盗んで、藤森神社の手水舎の台座になったと伝わっているのですが、時代が違います。
石川五右衛門が活動した時期は、安土桃山時代。
十三重石塔が宇治川に沈んだ時期は、江戸時代。
盗もうにも、石川五右衛門は、既に亡くなっています。
しかし、誰かが藤森神社へ持ってきたのは確かです。
その誰かが、石川五右衛門と名乗ったのかもしれません。
二代目石川五右衛門がいたと思うと、少し楽しい気分になりました。
藤森神社へ行かれる方。
藤森神社の手水舎の水鉢にも、注目してみて下さい。
藤森神社の駐車場
藤森神社には、参拝者有料駐車場があります。
車でお越しの方は、そちらに駐車して参拝して下さい。
藤森神社へのアクセス
藤森神社への行き方です。
京阪墨染駅で下車、徒歩7分。
京都駅からだと奈良線に乗車、JR藤森駅で下車。
乗車料金190円、徒歩約5分で到着です。
(周辺地図)
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