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藤森神社の手水舎の水鉢。

藤森神社を訪れました。

1つ目の目的は、御朱印帳を拝受する事。
2つ目の目的は、手水舎の水鉢(台石)を見る事です。

2つの目的とも、無事に達成しました。

その様子は、「藤森神社の手水舎の水鉢」に掲載しています。

藤森神社についての簡単な説明

藤森神社は、京都市伏見区にあります。
菖蒲の節句の発祥地としても有名です。

勝運、学問と馬に、ご利益があります。
馬の関係者から信仰を集めている神社です。

また、午年には、多くの方が初詣に訪れます。

(※藤森神社の初詣の様子は、こちらをご覧ください。
藤森神社の初詣。白馬で勝運を得る。

京都の紫陽花の名所で、初夏にも多くの人が訪れます。
またこの時期だけの、特別な御朱印も拝受可能です。

-終-

今回は、そんな藤森神社の手水舎の水鉢を紹介します。
何かの役に立てば、幸いです。

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藤森神社の手水舎の水鉢の概要

藤森神社の手水舎の水鉢

宇治を訪れた時、浮島十三重石塔を見ました。

(※浮島十三重石塔については、こちらに掲載しています。
浮島十三重石塔。

そして、十三重石塔と藤森神社の縁を知ります。

藤森神社の手水舎の水鉢。
十三重石塔の笠石が、使用されています。

なぜ藤森神社の手水舎の水鉢に、十三重石塔の笠石が使用されているのでしょうか。

それは、石川五右衛門が関係してます。
石川五右衛門は、安土桃山時代の盗賊です。

その石川五右衛門が、十三重石塔の笠石を盗みます。
そして、笠石を持ってきた先が、藤森神社です。

笠石は、藤森神社の手水舎の水鉢として使用されています。

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こちらが、藤森神社の手水舎です。
龍の口から、水がちろちろと水鉢に流れています。

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そして、藤森神社の手水舎の水鉢です。
石川五右衛門が持ってきたそうですが、本当なのでしょうか?

実は、違います。
江戸時代、宇治川の氾濫によって十三重石塔は倒壊。

十三重石塔は、バラバラになり淀川へと沈みます。
沈んだ十三重石塔が引き上げらたのは、明治に入ってからです。

そして、引き上げた石塔を再建。
しかし、その時に、5番目の笠石だけ発見出来ませんでした。

この5番目の笠石を石川五右衛門が盗んで、藤森神社の手水舎の台座になったと伝わっているのですが、時代が違います。

石川五右衛門が活動した時期は、安土桃山時代。
十三重石塔が宇治川に沈んだ時期は、江戸時代。

盗もうにも、石川五右衛門は、既に亡くなっています。
しかし、誰かが藤森神社へ持ってきたのは確かです。

その誰かが、石川五右衛門と名乗ったのかもしれません。
二代目石川五右衛門がいたと思うと、少し楽しい気分になりました。

藤森神社へ行かれる方。
藤森神社の手水舎の水鉢にも、注目してみて下さい。

藤森神社の駐車場

藤森神社には、参拝者有料駐車場があります。
車でお越しの方は、そちらに駐車して参拝して下さい。

藤森神社へのアクセス

藤森神社への行き方です。

京阪墨染駅で下車、徒歩7分。

京都駅からだと奈良線に乗車、JR藤森駅で下車。
乗車料金190円、徒歩約5分で到着です。

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(周辺地図)

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