北野天満宮は、地域の人達から天神さんと親しまれている神社です。
京都市上京区にあり、学問の神様・菅原道真公を祀っています。
学問の神様を祀っている事で、受験生に人気がある北野天満宮。
そんな北野天満宮で、年間様々な行事が行われます。
7月7日に行われる御手洗祭と七夕祭もその1つ。
7月7日の七夕らしい行事です。
ちなみに、祭神である菅原道真公は、次のような歌を詠まれています。
「ひこ星の行(ゆき)あひをまつかささぎの渡せる橋をわれにかさなむ」
このように菅原道真公が七夕に関して詩を詠んだ事から、北野天満宮では古くから七夕祭を、重要な行事として行っているそうです。
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北野天満宮の夏の行事、棚機祭
北野天満宮の御手洗祭と七夕祭
北野天満宮で、7月7日に行われる御手洗祭と七夕祭。
まずは、午前10時から御手洗祭から開始。
神前に菅公の御遺愛と伝わる松風の硯・角盟・水差し・梶の葉七枚。
そして、ナス・キュウリ等の夏の野菜や、素麺・御手洗団子がお供えされ、行事が行われます。
この行事では、無病息災を祈願。
1年間健康で暮らせるようにとの意味が込められている行事です。
続いて、午後1時30分より七夕祭が味まります。
七夕祭、あるいは棚機祭とも書くこの行事。
於中ノ森広場・参拝者駐車場で行われます。
氏子区域の園児らが願いを書いた短冊を、青竹に吊り下げて願いを祈願。
その後、ゆかた姿の園児らが七夕の踊りを奉納。
七夕の日を、楽しく過ごして終了です。
恋愛色の強い七夕祭が、ちょっと苦手な方。
北野天満宮の御手洗祭と七夕祭が、オススメですよ。
北野天満宮へのアクセス
北野天満宮への行き方です。
JR京都駅から市バス50・101系統に乗車。
地下鉄・今出川駅から市バス203系統に乗車。
京阪電車・出町柳駅から市バス203系統に乗車。
京阪電車・三条駅から市バス10系統に乗車。
全て北野天満宮前で下車してすぐに到着です。
(周辺地図)
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