北野天満宮は、京都市上京区にある神社です。
毎年、節分祭・追儺式が行われます。
ところで、冬は高校受験や大学受験の季節ですね。
皆さんは、最後の手段として神頼みに神社へ訪れますか?
京都には、有名な学問の神様が祀られている神社があります。
北野天満宮もその内の1つです。
合格祈願の神社としてはかなり有名な北野天満宮。
1度は耳にした事がある方も多いのではないでしょうか。
御祭神として、菅原道真公が祀られています。
学問の神様として、信仰が厚いです。
そんな北野天満宮で、2月に節分祭が行われます。
この行事では、狂言や舞妓・芸妓による日本舞踊が見学可能。
毎年多くの人が北野天満宮へと参拝。
今回は、北野天満宮の節分祭・追儺式の紹介です。
【スポンサーリンク】
北野天満宮の節分祭・追儺式の見所
北野天満宮の節分祭・追儺式の概要
北野天満宮の節分祭・追儺式は、毎年行われる恒例行事。
開催日は、年2月3日です。
節分祭は、午前10時から始まります。
社頭では、災難厄除けのお札・お守り及び銀幣が授与されます。
午後13時から追儺式が開始。
まずは、茂山千五郎社中による北野追儺狂言。
その後、上七軒歌舞会の舞妓・芸妓さんによる日本舞踊。
そして、福豆撒きが行われ、14時頃に終了となります。
追儺式後も、お札・御守・福豆は販売されます。
蒔かれた福豆を手に入れる事が出来なかった方も、安心して下さい。
福豆は1袋100円、図柄が三種類あります。
なおかつ当たり付きです。
天満宮の摂社福部社(ふくべしゃ)の御祭神である福の神。
この福の神が鬼を払う狂言「北野追儺狂言」が観賞可能。
また、上七軒歌舞会の舞妓・芸妓さんにも会う事ができます。
この日に京都市で行われる節分祭の中でも、オススメの節分祭の1つです。
上七軒とは
北野天満宮の東、京都市上京区にある花街です。
京都の花街の中では、最も歴史があります。
室町時代に北野天満宮が一部焼失、十代足利義植が社殿の造営をさせました。
その際、社殿御修築の残った資材を使って、東門前の松原に七軒の茶店を建てたのが始まりだそうです。
毎年3月後半から4月上旬にかけて、上七軒歌舞練場にて、上七軒歌舞会の舞妓・芸妓さんによる北野をどりが公演されています。
また、喫茶「茶ろん」という喫茶店も運営。
京都の花街にあるので、高いかなと思わる方もいるかもしれませんが、そんな事は全然ありません。
エビフライ(ライス・サラダ付き)で、900円。
自家製ハンバーグ(ライス・サラダ付き)で、1,200円です。
上七軒歌舞会の舞妓・芸妓さんに会える可能性があるのも喫茶「茶ろん」の魅力の1つとなっています。
もちろん、会えるか会えないかは、運次第です。
北野天満宮の節分祭で厄払いした後に訪れたら、会えるかもしれませんよ。
北野天満宮へのアクセス
北野天満宮への行き方です。
JR京都駅から市バス50・101系統に乗車。
北野天満宮前で下車、すぐです。
阪急大宮駅より市バス55系統・阪急西院駅より市バス203系統に乗車。
同じく北野天満宮前で下車、徒歩1分で到着。
北野天満宮関連のページ
北野天満宮の梅花祭。見所の野点の拝服券も配布中。
北野天満宮の梅。見頃や開花、梅苑はいつまで開園か?
北野天満宮の初天神。