北野天満宮へ、初詣に行ってきました。
境内の混雑状況や屋台(露店)の出店の様子。
本殿前の混雑具合、境内に咲く梅の花を撮影しました。
その時の様子は、「北野天満宮の初詣巡り」の章に掲載しています。
北野天満宮は、京都市上京区にあります。
京都の初詣スポットの中でも、受験生に絶大な人気を誇ります。
その理由が、北野天満宮に祀られている祭神です。
祭神として、菅原道真が祀られています。
菅原道真は、学業に励み、優れた才能の持ち主でした。
彼の死後、紆余曲折があり、神様として祀られる事となった人物です。
生前の優れた才能から、現在では学問の神様として敬われています。
この事から北野天満宮の初詣には、受験シーズン直前という事もあり、多く受験生が合格祈願をするために訪れます。
もちろん受験生以外の方々も参拝しますので、毎年境内は混雑です。
特に三が日は、かなりの混雑が予想されます。
そのため、あえて三が日を外して参拝する方もいる程です。
私も三が日にこだわりがないのなら、1月5日や6日をお勧めします。
今回は、そんな北野天満宮の初詣の紹介です。
参拝時間やご利益などを掲載しています。
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北野天満宮の初詣の見所
北野天満宮で初詣の概要
北野天満宮の初詣は、受験生に人気があります。
北野天満宮へ初詣に訪れる人数は、例年約50万人。
同じく菅原道真を祀っている大阪天満宮。
こちらの初詣の参拝者の人数も、約50万人です。
どこの天満宮も人気がありますね。
受験シーズンの直前だからかもしれません。
参拝者が50万人ともなると、三が日の境内の混雑ぶりはかなりのものです。
特に1月1日の元旦から昼過ぎは、かなりの人が集まります。
元日の1月1日には、約25万人の方々が北野天満宮へ初詣に訪れるそうです。
北野天満宮の境内は広いですが、この数が参拝すれば混雑は感じてしまいます。
しかし、逆に考えると、1月1日に初詣の参拝者が半分も減るという事です。
1月1日以降は、かなり楽に参拝出来るのではないでしょうか。
どうしても、元日に北野天満宮へ参拝したい方。
混雑を少しでも避けたいのなら、夕方以降がオススメですよ。
日にちにこだわりがないのなら、1日より2日。
そして、2日より3日と徐々に少なくなります。
さらに混雑を避けたい方は、三が日は回避するのが無難です。
いつ北野天満宮へ訪れても、得られるご利益は変わりありません。
お正月の北野天満宮の参拝時間は、以下の通りとなっています。
◆お正月の北野天満宮の参拝時間◆
12月31日の5時30分から1月1日の21時30分頃まで。
1月2日は、5時30分から20時30分頃まで。
1月3日は、5時30分から19時30分頃まで。
1月4日は、5時30分から18時30分頃まで。
1月5日は、5時30分から18時頃まで。
1月6日以降は、5時30分から17時30分頃までとなっています。
1日経つ事に、終了時間が1時間早まっていくといった感じです。
また、今時間は、参拝者の状況によって、変更もありとの事でした。
-終了-
お正月の北野天満宮の参道には、屋台が出店されます。
せっかくなので、屋台も楽しんで帰ってくださいね。
元旦・元日から三が日にかけて、多くの屋台(露店)が出店されます。
1月4日、1月5日も、まだ屋台を楽しむ事が可能です。
しかし、1月6日なると、ほどんどの屋台が撤去していなくなります。
北野天満宮で、屋台(露店)を楽しみたいたい方。
1月5日までに、北野天満宮へ参詣して下さいね。
北野天満宮のご利益
北野天満宮のご利益は、学業成就。
そして、入試や試験の合格、芸能上達などです。
また、北野天満宮では末社・摂社が多数存在。
その中で人気が高いのが、周枳社(すきしゃ)です。
周枳社(すきしゃ)は、男女ペアの神を祀っています。
縁結びのご利益があるという事が、人気の高い理由です。
北野天満宮のお正月の祭事・行事
北野天満宮のお正月に行われる祭事・行事を紹介します。
◆1月1日:歳旦祭◆
皇室の繁栄と国民の隆盛、世界平和を祈願する祭典です。
招福の梅の枝の授与もあります。
◆1月2日:筆始祭◆
筆始祭と書いて、読み方は「ふではじめさい」です。
時間は、9時より行われます。
当日は、本殿の内陣に菅原道真の遺愛の書道具をお供えします。
そして菅原道真のご神徳を思い、書に親しむ人々の技芸の向上を祈願します。
◆1月2日~4日:天満書◆
天満書と書いて、読み方は「てんまがき」です。
時間は、10時から16時までとなっています。
天神様も神前で、書き初めをする事により、書道の上達を祈願する行事です。
出品料200円、用紙は1枚50円。
筆は、各自で持参です。
天満書で奉納された作品は、本殿前廻廊と絵馬諸に展示公開されます。
展示されるのは、1月25日の初天神の前後です。
北野天満宮で参拝ルート
北野天満宮で初詣をする際の参拝ルートです。
一ノ鳥居と楼門、三光門をくぐって本殿へ参拝。
その後は、自由に摂社・末社で祈願して下さい。
個人的には、屋台は参拝後が良いのではと思っています。
まずは神様へのあいさつを先にしましょう。
北野天満宮の初詣巡り
北野天満宮へ、初詣に行ってきました。
北野天満宮へ訪れたのは、1月6日です。
三が日は、他の寺社を巡っていました。
北野天満宮へは、少し遅めの参拝です。
到着しました、北野天満宮。
初詣の旗(のぼり)が立っています。
一の鳥居から参道を見る限り、人は少ないです。
参道を進み、二の鳥居の前へ。
ここまで来るのに、すれ違った人は数人でした。
1月6日の北野天満宮は、全然混雑していません。
屋台(露店)は、このような感じです。
ほとんどの屋台(露店)が撤去、もしくは撤去中でした。
唯一、写真の1店舗のみ、頑張って営業中。
フランクフルト300円、からあげ小カップ300円、大カップ500円です。
天満宮と言えば、臥牛。
頭を人撫でして、さらに先へと進みます。
楼門前へと、到着しました。
楼門には、干支の巨大絵馬が飾られています。
また、この辺りから参拝者の人数は、多くなりました。
ただ、混雑するほどではありません。
北野天満宮は、京都の梅の名所です。
1月からポツリポツリと梅の花が楽しめます。
北野天満宮の梅については、こちらを参考にして下さい。
★北野天満宮の梅。見頃や開花、梅苑の開園情報。
三光門の前です。
こちらも特に混雑はしていません。
三光門をくぐって、本殿へと参拝しました。
本殿まで参拝時間は、0分です。
待ち時間なしで、祈願出来ました。
しかし、お守りや御朱印まどの授与所には、列が出来ています。
こちらは、多少並ばなければいけません。
この後、本殿周辺を歩きました。
その時に、お正月らしい光景だと思ったのが、こちらになります。
絵馬所に、大量に奉納された絵馬です。
まるで太った人のお腹ですね。
帰りに気づいた、楼門に掲げられた「思いのまま」の宣伝板。
招福の梅の枝で作られており、初穂料は1,000円となっています。
以上、1月6日の北野天満宮の初詣の様子でした。
◆1月6日の北野天満宮のまとめ◆
1月6日の北野天満宮は、混雑なく快適に参拝出来ます。
しかし、屋台(露店)が目当てな人は、物足りなさを感じるかもしれません。
授与所には、列が出来ますが、まだ許容範囲ではないでしょうか。
後、早咲きの梅の花が楽しめます。
-終-
北野天満宮の駐車場
北野天満宮には、参拝者駐車場があります。
ただし、お正月が大混雑。
交通規制もあり、渋滞の可能性も高いです。
車で北野天満宮への初詣を考えている方。
公共交通機関を利用した方がいいですよ。
どうしても車で行きたい方は、交通規制がない北野天満宮から少し離れた場所に駐車して、そこから徒歩で行くと良いのではないでしょうか。
北野天満宮へのアクセス
北野天満宮への行き方です。
JR京都駅から市バス50・101系統に乗車。
地下鉄・今出川駅から市バス203系統に乗車。
京阪電車・出町柳駅から市バス203系統に乗車。
京阪電車・三条駅から市バス10系統に乗車。
全て北野天満宮前で下車してすぐに到着です。
さらに詳しいアクセス方法は、こちらを参考にして下さい。
・北野天満宮へのアクセス。京都駅からの行き方。
(周辺地図)
北野天満宮の四季
・北野天満宮の紅葉、見頃や現在の状況。ライトアップあり。
北野天満宮の関連情報
・北野天満宮の御朱印と御朱印帳。
北野天満宮の祭事・行事
・北野天満宮の節分祭・追儺式。舞妓の日本舞踊や狂言を堪能。
・北野天満宮の梅花祭。見所の野点の拝服券も配布中。
・北野天満宮の梅苑のライトアップ。