仁和寺の五重塔は、江戸時代に建てられた五重塔です。
高さは約36mの重要文化財に指定されています。
徳川三代将軍家光の寄進によって、建てられた塔です。
◆仁和寺についての簡単な説明◆
醍醐寺は、京都市右京区御室にあるお寺です。
真言宗御室派総本山になります。
光孝天皇が寺の建立を発願したのが始まりです。
しかし、寺の創建を待たずして、光孝天皇は崩御します。
光孝天皇の遺志を継いだのが、宇多天皇です。
宇多天皇が、仁和4年(888)に、仁和寺を創建しました。
本尊の阿弥陀三尊像は、金堂に安置されています。
金堂は、京都御所の紫宸殿を移築した優美な建物です。
また、京都の桜の名所でもあります。
御室桜は、京都でも人気の遅咲きの桜です。
仁和寺の五重塔を背景に咲く御室桜は、仁和寺の春の風物詩となっています。
-終-
今回は、そんな仁和寺の五重塔を紹介します。
何かの役に立てば、幸いです。
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仁和寺の五重塔の概要
仁和寺の五重塔の見所
仁和寺の五重塔は、江戸時代に建てられました。
寛永時代を代表する建築物の1つです。
塔身32.7m、総高36.18m。
各層の幅に差が見られないのが、特徴です。
この特徴は、江戸期に作られた五重塔になります。
また、東寺の五重塔も各層の幅に差が見られません。
初重西側には、梵字の額が懸けられています。
この梵字は、大日如来を表した梵字です。
隅棟には、鬼瓦もあります。
そして、南東の鬼瓦は、龍です。
また初層の尾垂木には邪鬼もいます。
邪鬼(小鬼)は、尾垂木の上で隅木を支えています。
邪鬼は、仁和寺の五重塔の見所の1つです。
ぜひ注目してみて下さい。
仁和寺の五重塔の内部
仁和寺の五重塔の内部には、大日如来が安置されています。
そして、その周りに無量寿如来など四方仏が安置されます。
塔を支えるのは、中央の心柱と心柱を囲む四本の天柱です。
柱や壁には、真言八祖や仏、菊花文様などが描かれています。
仁和寺の五重塔の内部は、通常非公開です。
ただし、非公開文化財特別公開の時など、偶に公開されます。
仁和寺の五重塔の内部は、毎年公開される訳ではありません。
公開される時は、迷わず見に行った方が良いと思います。
仁和寺の駐車場
仁和寺には、駐車場があります。
場所は、仁和寺の東側。
普通車約100台を駐車する事が可能です。
駐車料金は、500円となっています。
車で仁和寺に訪れようと思っている方。
混雑はするとは思いますが、利用を検討してみてはいかがでしょうか。
仁和寺までのアクセス
仁和寺への行き方です。
京都駅から市バス26に乗車。
御室仁和寺の停留所で下車して目の前。
あるいは、嵐電(京福電車)御室仁和寺駅で下車。
徒歩2分ほどで到着。
さらに詳しいアクセス方法は、こちらです。
・仁和寺へのアクセス。京都駅からの行き方。
(周辺地図)
京都の五重塔
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