京都市東山区にある法住寺。
このお寺で、2月に節分会が行われます。
法住寺は、平安中期に藤原為光が、亡くなった夫人の菩提をとむらう為に、建てられたのが始まりと伝えられています。
その後、後白河法皇が法住寺の地を御所と定め、法住寺殿と呼ばれました。
現在は、天台宗のお寺です。
法住寺には、様々な逸話が存在します。
後白河法皇を守った身代わり不動尊像の話。
そばをすすった木像の話などです。
機会があれば、今度紹介したいと思います。
今回は、法住寺の節分会が行われる話です。
少しでも役に立てば幸いです。
【スポンサーリンク】
法住寺の節分会の見所
法住寺の節分会の概要
法住寺の節分会が、平成29年(2017)2月3日に行われます。
当日の行事予定は、以下の通りです。
午前11時から厄払い・商売繁盛・開運を祈願するために、鬼や天狗や住職がお寺周辺のお店を回ります。
午後12時半から餅つきが開始。
その後、つかれたお餅を、島原・菊川太夫によって丸められる小餅まるめ。
丸めたお餅を使ったぜんざい供養。
午後1時半から鬼法楽と豆まき。
午後2時から厄除・開運、星供採燈大護摩供が行われます。
境内のみで節分祭が行われる神社やお寺が多いです。
しかし、法住寺の節分会は、外に飛び出してお寺周辺のお店を祈願します。
その光景は、京都の節分の風物詩の1つです。
節分の日に、法住寺の周辺に行かれる方は、ぜひ見学して下さい。
島原の菊川太夫によって丸められたお餅を使ったぜんざいも魅力です。
ただ、菊川太夫以外の人もお餅を丸めます。
どのお餅に当たるかは、運次第。
いや、それ以前に誰が丸めたものかは、ぜんざいになった時点で判別出来ません。
それはそれで良しとしましょう。
法住寺へのアクセス
法住寺への行き方です。
京都駅より市バス100・206・208系統に乗車。
博物館三十三間堂前で下車、徒歩2~4分で到着します。
さらに詳しいアクセス方法を知りたい方は、こちらを参照して下さい。
・法住寺へのアクセス。京都駅からの行き方。
(周辺地図)
法住寺の祭事・行事
・法住寺の義士会法要。太夫道中奉納や舞妓による献茶式あり。
・法住寺の身代不動尊大祭(採燈大護摩供)。