西院春日神社は、京都市右京区にある神社です。
1月1日は、初詣の参拝者で賑わいます。
西院春日神社で初詣の参拝者は、約2万人です。
摂社の還来神社を目当てに、参拝する人もいます。
混雑のピークは、1月1日。
それ以降は、それ程混雑はしません。
地元の方が多く、観光客の方が少ないです。
比較的ゆったりと、初詣を楽しめるのではないでしょうか。
初詣は、正月三が日に参拝するのが一般的だと思います。
しかし、七日や十五日まで参拝すれば良いという考え方もあるそうです。
また、複数の寺社に参拝するのも、特に問題ありません。
様々なご利益を受けたい方は、色々な寺社に訪れるのもありですよ。
ここでは、西春日神社のご利益や正月行事を掲載しています。
それが、西院春日神社に初詣を行く時の参考にして下さい。
今回は、西院春日神社で初詣を紹介します。
少しでも、何かの役に立てば幸いです。
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西院春日神社の初詣の見所
西院春日神社の初詣の概要
西院春日神社のご利益は、病気平癒と災難厄除です。
そして、摂社の還来神社の旅行安全と還来成就となります。
特に有名なのが病気平癒のご利益ではないでしょうか。
西院春日神社には、次のような話が伝わっています。
淳和天皇の皇女・崇子内親王と疱瘡石
淳和天皇の皇女・崇子内親王は、疱瘡を患われていました。
その時、霊石に病気が良くなるようにと祈願します。
すると、どうでしょう。
霊石に疱瘡が生じて、逆に内親王の病が治りました。
それ以降、霊石は「疱瘡石」と呼ばれるようになります。
そして、一般の方も病気平癒のため、疱瘡石に祈願するようになりました。
-終-
この疱瘡石は、現在でも西院春日神社に安置されています。
この石の特別公開日は、毎月1日・11日・15日です。
もちろん1月1日も、疱瘡石の特別公開が行われます。
初詣の時に、疱瘡石に病気平癒を祈願するのも良いのではないでしょうか。
摂社の還来神社のご利益も、有名だと思います。
ちなみに、還来神社と書いて、読み方は「もどろきじんじゃ」です。
ご利益は、旅行安全と還来成就。
旅行などで旅立っても、無事に帰ってくるご利益となります。
もう少しすると、卒業旅行のシーズンです。
また、受験などで地方から出てくる方もいるでしょう。
その道中の無事を、還来神社で祈願しませんか。
また、境内には、この他に神石「梛石」も存在しています。
梛石を撫でると、旅行する人には還来成就。
弱っている人には厄除・健康回復・病気平癒のご利益があるそうです。
少し体調が悪い方やどこかに旅行や出張へ出かける予定がある方。
そんな方に、西院春日神社で初詣するのは、オススメですよ。
西院春日大社のお正月の行事
西院春日大社のお正月の行事の一覧です。
大晦日から掲載しています。
12月31日
9時:大祓式、秘儀鳴釜神事。
1月1日
0時:新年奉祝、神楽と雅楽奉納。
8時:歳旦祭、吉兆 宝船図(宝舟図)の授与開始。
1月7日
10時:若菜節句祭(※)、招福 白馬かざり公開、若菜がゆの接待。
(※若菜節句祭については、こちらを参照して下さい。
☆西院春日神社の若菜節句祭。白馬飾りも公開。)
1月15日
10時:災難厄除祭、ぜんざいの接待。
どの行事も魅力的なのですが、疱瘡石の公開を考えると、1月1日か1月15日の西院春日神社への初詣がオススメです。
西院春日大社の宝船図(宝舟図)について
西院春日大社の宝船図は、元旦の8時から授与が開始されます。
手刷り宝船図で、毎年約150枚ほど刷られるそうです。
西院春日大社の宝船図の特徴は、蛸(たこ)が舟に乗っている事。
8本足の蛸は、お足が多いとされ縁起が良い生物です。
お足とは、昔お言葉で「お金」の事を指します。
「お足が多い」=「お金が多い(お金持ち)」という事です。
西洋では、悪魔の使い(デビルフィッシュ)として恐れ嫌われている蛸。
しかし日本では、宝船の乗る程縁起の良い生物と変化します。
宝船図は人気が高く、正月三が日に無くなる事もあるそうです。
手に入れたい方は、早めに西院春日大社へ訪れて下さいね。
ちなみにこの宝船図は、節分の夜に使います。
2月3日の夜に、枕の下に敷いて寝ると、良い初夢を見る事が出来るそうです。
京都では、立春の朝の夢が初夢とされています。
そのため、節分の夜に枕の下へと敷く訳です。
西院春日神社の駐車場
西院春日神社には、無料の駐車場があります。
普通車約10台を止める事が可能です。
西院春日神社へのアクセス
西院春日神社への行き方です。
阪急・西院駅で下車。
徒歩約3分で到着。
あるいはJR京都駅から乗車。
二条駅で下車して、徒歩約15分。
(周辺地図)