三室戸寺社を訪れた時、古跡碑を発見しました。
発見した古跡碑は、浮舟のものです。
その時の写真は、「三室戸寺の浮舟の古跡碑」に掲載しています。
◆三室戸寺についての簡単な説明◆
京都府宇治市にあるお寺です。
光仁天皇の勅願により、創建されました。
西国三十三所第10番札所でもあり。本山修験宗の別格本山でもあります。
ご本尊は、千手観音菩薩像です。
このご本尊は、三室戸寺の岩淵より出現したと伝わっています。
京都府のお寺の中でも、花が綺麗な事で有名です。
特に人気が高いのが、紫陽花です。
紫陽花の季節になると、多くの方が三室戸寺へ訪れます。
年間で一番賑わうのではないでしょうか。
また、源氏物語と縁があるお寺です。
境内には、浮舟の古跡碑が存在しています。
拝観寺院なので、拝観料金が必要です。
拝観料金と拝観時間は、以下の通りとなっています。
拝観時間:8時30分から16時30分。
拝観料金:大人500円、小中学生300円。
-終-
今回は、そんな三室戸寺の浮舟の古跡碑を紹介します。
何かの参考になれば、幸いです。
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三室戸寺の浮舟の古跡碑の見所
三室戸寺の浮舟の古跡碑
宇治は、源氏物語の縁がある土地です。
源氏物語の宇治十帖は、宇治が主要な舞台となっています。
三室戸寺は、宇治にあるお寺です。
そのため源氏物語に縁があるものが、境内に存在します。
それは、浮舟の古跡碑です。
◆浮舟についての簡単な説明◆
源氏物語の宇治十帖(七)。
薫中将と匂宮との間の恋に揺れる浮舟を描いた作品です。
物静かで穏やかな愛情を注いでくれる薫中将。
情熱的で積極的な愛情を示す匂宮。
薫中将と匂宮と間で思い悩む浮舟。
悩んだ末、浮舟はある決断を下します。
その決断とは……。
-終-
ネタバレになっても大丈夫とは思いますが……。
結末は、あえて書かないでおきます。
こちらが、三室戸寺のある浮舟の古跡碑です。
周囲の緑と同化して、若干分かりにくいですね。
アップにすると、このような感じとなります。
この古跡は、寛保年間「浮舟古跡社」を石碑に改めたものです。
また浮舟古跡社の本尊「浮舟観音」は、三室戸寺へ移されています。
源氏物語が好きな方は、三室戸寺へ訪れた時に見てみて下さい。
石碑の前で、源氏物語の世界を空想するのも良いものですよ。
この後、アジサイ園に移動。
紫陽花を思う存分、観察していました。
★三室戸寺のハート紫陽花と雨。
三室戸寺へのアクセス
京阪三室戸駅下車、東へ徒歩約15分で到着します。
(周辺地図)