下鴨神社は、京都市左京区にある京都の世界遺産の1つ。
葵祭の神社として京都で有名です。
葵祭は、祇園祭、時代祭と並ぶ京都三大祭の1つ。
平安時代の優雅な王朝装束に葵を飾った約500人の行列が、京都御所から下鴨神社・上賀茂神社へねり歩きます。
そんな葵祭には、前祭が存在。
それが、下鴨神社の御蔭祭です。
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下鴨神社の御蔭祭、葵祭の前祭です
下鴨神社の御蔭祭
葵祭りに先駆けて、比叡山山麓の八瀬御蔭神社より神霊を迎える重要な神事です。
毎年5月12日に行われます。
早朝、祭官、供奉者約150人が下鴨神社を出発。
そして、比叡山の八瀬御蔭神社に向かい、御蔭山之儀が行われます。
社殿内で神移しが行われますが、非公開の儀。
決して見る事は出来ません。
御蔭山之儀が終了した後、神幸列は下鴨神社へと向かいます。
下鴨神社に着くと、糺の森で「東游(あずまあそび)」の舞楽を奉納。
そして、神馬の前で舞人による雅楽の奉納と続きます。
終了後、行列を整えてから本殿へ。
神馬も行列に加わり、本殿前で神馬から本殿に荒御魂を移す儀式が行われます。
この後に行わる本宮之儀は、非公開。
大まかな神幸列の行程は、以下のような感じです。
下鴨神社を出発。
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御蔭神社にて祭儀
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御蔭神社を出発。
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赤ノ宮神社で赤宮路次祭、舞楽奉納。
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赤宮を出発 。
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貴船町に到着。
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中通り巡行。
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下鴨神社の摂社河合神に到着・
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切芝神事、東遊奉納。
追いかけると、まる1日を費やす事になります。
個人的には、下鴨神社の東游(あずまあそび)を観賞出来たら良いかな。
この御蔭祭は、地元でも人気の祭事。
東游(あずまあそび)をベストな位置で観賞したいのなら、早めの場所取りが必要となります。
大変ですが、なるべく早くに下鴨神社へ訪れて、場所を確保しましょう。
特に場所にこだわらない方は、のんびりと行って下さい。
ちなみに私は、のんびり派です。
下鴨神社へのアクセス
JR京都駅からは、市バス4番・205番に乗車して下さい。
そして、下鴨神社前で下車。
地下鉄北大路駅からでも、同じく市バス4番・205番に乗車して下さい。
京阪出町柳駅からだと、徒歩で10分ぐらいで到着します。
糺の森までだと、5分くらいです。
(周辺地図)