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斎王代禊の儀2016。

葵祭が行わる前に、いくつかの前儀が行われます。
斎王代禊の儀(斎王代以下女人列御禊の儀)も、その1つです。

葵祭の主役である斎王代。
その名称が示す通り、斎王の代理です。

斎王とは、伊勢神宮や賀茂神社に巫女として奉仕した未婚の内親王、女王の事。

その代理である斎王代や参加する女人を清める神事。
それが、斎王代禊の儀(斎王代・女人列御禊神事)なのです。

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斎王代禊の儀は下鴨神社と上賀茂神社で開催。

斎王代禊の儀

葵祭の前儀の1つ斎王代禊の儀。
平成28年(2016)も5月4日に行われます。

この御禊の儀が復活したのは、1956年の事です。
葵祭の復活が1953年なので、3年後に取り入れられた神事となります。

下鴨神社と上賀茂神社、毎年交互に行わるのが特徴です。
2015年が下鴨神社だったので、今年(2016)は上賀茂神社。

午前10時からの開催となります。
観覧は自由、無料です。

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(葵祭の斎王代)

五衣唐衣裳(十二単)に身を包んだ斎王代や女官たちが、御手洗池(下鴨神社)もしくは御手洗川(上賀茂神社)で、身を清めます。

簡単に流れを説明すると、雅楽の演奏の中、斎王代や女人達の行列が禊の儀の場所に向かい、事前に作られたひな壇に着席。

祝詞が奏上された後、斎王代が禊ぎを行って、玉串を奉納して神事終了。

報道陣や観覧の方、素人カメラマンがめちゃくちゃ多かった印象があります。
5月4日言えば、ゴールデンウィーク(GW)中。
混雑は仕方がありませんね。

私の中では、毎年きちんと写真を撮りたいからゴールデンウィーク(GW)の観光場所の候補の1つに入れながら、以前訪れた時の混雑が頭によぎり、回避しているイベントとなっています。

今年も候補の1つには入っていますが、行くかどうかは微妙な所。
ただ、GW中に京都旅行を計画されている方がいらっしゃったら、見に行っても損はないですよ。

下鴨神社へのアクセス

JR京都駅からは、市バス4番・205番に乗車。
下鴨神社前の停留所で下車してすぐです。

地下鉄北大路駅からでも、同じく市バス4番・205番に乗車して下さい。

京阪出町柳駅からだと、徒歩で10分ぐらいで到着します。
糺の森までだと、5分くらいです。

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(周辺地図)

葵祭
葵祭、観覧席以外の撮影場所と混雑状況。
下鴨神社の流鏑馬神事。