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葵祭2020。観覧席や撮影場所と混雑状況。

葵祭の季節がやってきました。
開催日は、5月15日。

雨天の場合は、翌日の5月16日に順延になります。
中止ではないので、ご安心下さい。

葵祭とは、平安貴族の装束で斎王代ともに、京都御所から下鴨神社、そして上賀茂神社へと向かうお祭りです。

京都の三大祭りの1つに数えらえる、重要な祭事となっています。

行列コースや時間などは公式HPにお任せするとして、ここでは私が何度か葵祭りを観覧した経験から、観覧席以外のオススメ撮影場所と混雑具合を、撮影した写真付きで紹介します。

その前に、有料観覧席と無料観覧場所との違いの説明です。

有料観覧席は、文字通り料金が必要な観覧席の事。
お金は発生しますが、葵祭の中でも人気がある場所で観覧する事が可能な上、混雑を気にする事無く、ゆったりと葵祭の行列の見物や撮影が可能。

もちろん、煩わしい場所取りも、全席指定のため必要ありません。
座席表は、購入時にチェックして下さい。
1席2,050円となっています。

行列の初めから終わりまでが、約1時間。
高いと思うか、安いと思うか、それとも妥当な値段と思うか。
それは、その人次第です。

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こちらが有料観覧席の様子です。
皆さん余裕を持って観覧や撮影をしています。

場所取り不要、混雑も無視、食事も可能、行列にも近い。
観覧場所も、人気の京都御苑と下鴨神社。
さすが有料だけありますね。

一方、無料観覧場所。
葵祭の行列コースの中で、有料観覧席以外の好きな場所で観覧可能。
もちろん、お金は必要ありません。

ただ、人気の観覧場所は混雑するため、場所取りが必要。
また、写真を撮影したいという思いが先行して、マナーが悪い人も若干います。

一長一短ありますが、やはり移動の自由度と無料で観覧出来るのは魅力です。
そこで今回は、私のオススメの無料観覧場所と混雑具合を写真付きで紹介。

おまけとして、斎王代になった歴代方々の写真も少しだけ掲載します。

※令和2年(2020)の葵祭の行列は中止になりました。

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葵祭、おすすめの無料観覧場所と歴代の斎王代

葵祭のオススメ撮影場所

私がオススメする無料観賞場所と撮影スポットは、2か所存在します。

下鴨神社・糺の森

まず1箇所目は、下鴨神社・糺の森の瀬見の小川越しにある馬場です。
この場所の良い所は、現代の建物が一切ない事。

平安時代当時と言えば大袈裟ですが、良い雰囲気の写真が撮影出来ます。

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このような感じです。
上手い下手は別にして、背景が木々だけだと良い感じに見えませんか?

もちろん、無料ならではの欠点は存在します。
それは、葵祭りの行列まで遠い。
そして、めちゃくちゃ混雑する事です。

小川越しなので、それなりに距離があります。
写真を撮られる方は、望遠レンズもしくは望遠機能が付いたカメラを持っていった方が無難です。

また混雑もするので、最前列を確保したい人は、早めの場所取りが必要。
だいたい11時45分に、行列は下鴨神社へと入ってきます。
2時間前くらい前に到着していれば、最前列は取れるのかも?

場所取りが面倒くさい、穴場はないのか?
残念ながら、下鴨神社の糺の森ではそんな穴場を存在しません。
ただ、穴場ではないのですが、比較的楽に撮影する方法は存在します。

それは、混雑のさらに後ろから撮影する方法です。
やり方は簡単、脚立を使用します。

100均の脚立でもいいので持参して下さい。
そして、人が並んでいるさらに後ろに陣取ります。

後ろに見物客がいない事を確認したら、脚立に乗って撮影。
見学する人にも迷惑をかけず、なおかつ混雑を気にせずに写真が撮れます。

この場合、かなり遠い位置からの撮影となるので、望遠レンズは必須。
観賞の場合は、オペラグラス(双眼鏡)ですね。

注意点は、必ず後ろに誰もいない事を確認して下さい。
混雑している場所より、一歩引くぐらいの気持ちで脚立を置くのがコツです。

私が知らない間に、脚立が禁止になっていた場合は、申し訳ございません。

賀茂川沿い、北大路橋から御園橋間

2箇所目は、賀茂川沿いの北大路橋から御園橋間です。

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赤線の場所で、ここを通って上賀茂神社へ行列は進みます。

この場所は並木道になっているため、現代の建物などが写り込み難いです。

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それでも、下鴨神社と比べれば、いろいろな物が写ってしまいます。
特にアスファルトの道路と見物人は、どうしようもありません。

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雰囲気が出る写真を撮るには、下鴨神社・糺の森より劣るかもしれません。
しかし、勝ってる点もあります。
それは、信号待ちです。

葵祭の日は、交通規制がされます。
この場所も、時間帯によって、車は通りがストップ。
葵祭りの行列は、悠々と進んで行きます。

そんな行列も、信号無視は出来ません。
赤信号の場合は、行列はその場に止まります。

この瞬間が、シャッターチャンス。
動いているモノの撮影は難しいですが、止まっている時は難易度が下がります。

斎王代も、止まっている時は撮影しやすいですよ。

以上、私がオススメする無料観覧場所と撮影スポットでした。

葵祭の混雑や交通規制

葵祭の混雑具合です。

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上賀茂神社前の並木道は、こんな感じですね。
下鴨神社は、この3~4倍ぐらい。

人が入れずに撮影するのは、難しいかもしれません。

次に交通規制の情報です。

京都御所 出発(午前10時30分)→堺町御門→丸太町通(午前10時50分)→河原町通(午前11時)→下鴨神社到着(午前11字40分)

午前中の葵祭の行列コースと先頭が通りや下鴨神社に入る時間帯です。
この時間帯は、交通規制がされます。

社頭の義・出発(午後2時20分)→下鴨本通→洛北高校前(午後2時40分)→北大路通→北大路橋(午後2時55分)→賀茂川堤→上賀茂神社到着(午後3時30分)

午後の葵祭の行列コースと先頭が通りや上賀茂神社に入る時間帯です。
同じくこの時間帯は、交通規制がされます。
ご注意ください。

また観覧する方は、葵祭の先頭が入ってくる時間の約1時間~1時間半前が場所取りの目安となっています。

人気の北大路橋から御園橋間でも、1時間半前に行けば大丈夫です。

斎王代になった歴代方々

歴代の斎王代の方達です。
3人の斎王代を紹介。

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2008年。

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2009年

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2013年。

斎王代の撮影のコツは、明るめに撮る事です。
見てもらえれば分かると思いますが、屋根で陰になるので暗くなってしまいます。

標準の明るさで撮影すると、顔が真っ暗という事になるかも。
ちょっと明るめで撮影して下さい。

葵祭のあとの下鴨神社

葵祭の日、オススメの場所が祭が終わった後の下鴨神社です。
祭りのあとの静けさは、感慨深い気持ちになりますよ。

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人がほとんどいなくなった糺の森。
昼間の喧騒が嘘のように、静寂が訪れます。

祭りの時の賑やかな境内を体感している分、静けさが心に染み入ります。
寂しさもあるのですが、安らぎの気持ちの方が大きいです。

時間帯は、17時過ぎ。
お時間がある方は、ぜひ祭りの後の下鴨神社と糺の森に訪れて下さい。

葵祭の後は、大田神社

葵祭後の観光に、大田神社もオススメです。
上賀茂神社から東に徒歩約10分で到着。

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ちょうど、杜若が見頃の時期です。
大田神社のカキツバタは、日本三大杜若の1つ。

他に何か良い情報が手に入ったら、追加していきます。