一条戻橋を、渡りました。
奇妙な伝説が残る橋です。
◆一条戻橋についての簡単な説明◆
一条戻橋は、京都市上京区に架かる橋です。
一条戻橋の由来は、死者が舞い戻った伝説からきています。
次のような話が伝わっています。
延喜18年の事です。
文章博士・三善清行が亡くなりました。
その子供である浄蔵が紀州熊野より京へ駆けつけます。
浄蔵が京へ到着した時、葬列は一条の橋の上を渡っていました。
浄蔵が棺にすがって号泣、神仏に熱誠をこめて祈願します。
すると父・清行が一時蘇生。
父子物語を交しました。
この伝説から、戻橋と名付けられたそうです。
-終-
今回は、そんな一条戻橋を紹介します。
何かの役に立てば、幸いです。
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一条戻橋の概要
一条戻橋の伝説
一条戻橋を知ったのは、京都の怪奇譚を調べていた時の事です。
かつて、この橋に鬼女が出現したと伝わっています。
一条戻橋です。
この橋には、次の様な鬼女の話が伝わっています。
平安時代の事の話です。
武将である渡辺綱が、夜にこの橋を通ります。
その時、若い女に声をかけられました。
女の正体が、鬼女だったのです。
鬼女は、渡辺綱を連れ去ろうとしましたが、何とか鬼女の腕を切り落とし難を逃れました。
また、一条戻橋は心霊スポットして紹介されています。
死者が蘇る、鬼女が出没した。
そんな話が、この橋を心霊スポットにしたのかもしれません。
そんな話が伝わる橋の中央から見た光景です。
心霊現象もなく、幽霊にも会いませんでした。
京都の怖い話に興味がある方。
一条戻橋を渡ってみてはいかがでしょうか。
一条戻橋へのアクセス
一条戻橋への行き方です。
市バス停留所「一条戻橋」で下車。
(周辺地図)