祇園祭の後祭を、見に行きました。
そして、山鉾巡行を撮影しました。
その時の写真は、「祇園祭の後祭。山鉾巡行を撮影」に掲載しています。
◆祇園祭の説明◆
祇園祭は、日本三大祭に数えられる京都のお祭りです。
祭事は、7月の1ヶ月にわたって行われます。
祭事の中で特に有名なのが、山鉾巡行。
祇園祭のハイライトといってもよい祭事です。
17日の前祭、24日の後祭の2日間で33基の山鉾が、京都の町を巡行します。
この京都祇園祭の山鉾行事は、ユネスコ無形文化遺産に登録されている行事です。
-終-
今回は、そんな祇園祭の後祭を紹介します。
何かの参考になれば、幸いです。
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祇園祭の後祭の見所
祇園祭の後祭、山鉾巡行を撮影。
祇園祭の山鉾巡行は、現在は日を分けて行われています。
前祭と後祭の2日間です。
今回、後祭の方の山鉾巡行を見に行きました。
前祭と比較すると、見物人が少な目なのが特徴です。
ただ、辻回しが行われる交差点付近は、混雑します。
交差点から遠くなるにつれ、人は少なく見やすいです。
そのため私は、辻回しが行われる四条河原町の交差点より少し離れた位置で、山鉾巡行を鑑賞しました。
それでは、巡行順に山鉾を紹介していきたいと思います。
初めに来たのは、橋弁慶山です。
謡曲「橋弁慶」を題材にした山となります。
五条大橋で、弁慶と牛若丸が戦っている様子を表現しています。
北観音山がやってきました。
後祭の山鉾で、辻回しが必要なものは3台あります。
その内に1台です。
楊柳観音像と韋駄天像を祀っています。
別名「上り観音」です。
松の真木の枝には、長尾鳥が飾られています。
鯉山がやってきました。
「龍門の滝を登った鯉は、龍になる。」
中国には、このような故事が伝わっています。
その故事を、題材にした山です。
鯉がしっかりと、滝を登っていました。
続いては、役行者山です。
修験道の開祖である役行者。
一言主神を使って葛城山と大峯山の間に、橋を架けました。
その伝説を、題材にした山です。
八幡山が登場しました。
町内に祀られている八幡宮を山上に勧請した山です。
ここまでで、ちょうど半分の5台の山が巡行しました。
そこで、少し交差点よりに場所を移動しました。
南観音山です。
こちらも辻回しが必要な山です。
楊柳観音像と善財童子像を祀っています。
別名「下り観音」です。
鈴鹿山が、やってきました。
伊勢国鈴鹿山で、道行く人々を苦しめた悪鬼。
その悪鬼は、鈴鹿権現(瀬織津姫命)によって退治されます。
その伝説を題材にした山です。
金の烏帽子、顔には能面。
手に大長刀を持っている姿をしています。
浄妙山です。
平家物語の宇治川の合戦を題材にした山となります。
一来法師が「悪しう候 浄妙坊」と声をかけて、筒井浄妙の頭上を飛び越え先陣に出る瞬間です。
黒主山がやってきました。
謡曲「志賀」を題材にした山です。
殿を務めるのは、大船鉾の登場です。
凱旋船鉾と称されています。
巨大なため、引き手が多かったです。
また、交差点を曲がる時に、辻回しが行われます。
近くで見ると、迫力があります。
以上、祇園祭の後祭、山鉾巡行の様子でした。
今回私が山鉾巡行を見た場所です。
赤い線の場所で、鑑賞しました。
もちろん人はいますが、普通に見る事が出来ます。
また、写真も問題なく撮れました。
比較的にゆったりと山鉾巡行を見たいのなら、赤い線の場所がおススメですよ。