西岸寺を訪れました。
油懸地蔵で有名な伏見区にあるお寺です。
◆西岸寺についての簡単な説明◆
西岸寺は、京都市伏見区にあります。
油懸地蔵院西岸寺と号する浄土宗のお寺です。
天正十八年、雲海上人によって創建されました。
西岸寺の地蔵堂には、油懸地蔵が安置されています。
その地蔵堂は、明治維新の鳥羽伏見の戦いで焼失。
しかし地蔵堂は、明治二十七年に再建されます。
その後、昭和五十三年に再び建てられました。
現在の地蔵堂は、この時建てられたものです。
境内には、松尾芭蕉の句碑が存在しています。
自然石に、芭蕉の俳句が刻まれた句碑です。
-終-
今回は、西岸寺の芭蕉翁塚を紹介します。
何かの参考になれば、幸いです。
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西岸寺の芭蕉翁塚の概要
西岸寺の芭蕉翁塚
西岸寺を訪れました。
その時に境内で、芭蕉翁塚を発見しました。
こちらが、芭蕉翁塚です。
石には、次の様な俳句が刻まれています。
「我布にふしみの桃の雫せよ」
松尾芭蕉は、任口上人の高徳を慕って訪ねます。
貞享二年の事です。
その時の出会いの喜びを、伏見の名物であった桃にことよせて、詠じたもが上記の俳句になります。
芭蕉の「野ざらし紀行」には、次のような前書があります。
「伏見西岸寺任口上人にあふて」
このような理由で、西岸寺に芭蕉の句碑が建立されました。
任口上人は、西岸寺の三世住職です。
重頼門下の俳人でもあります。
西岸寺で有名なのは、油懸地蔵です。
その油懸地蔵に祈願した後にでも、芭蕉の句碑も見てみて下さいね。
西岸寺(油懸地蔵)の駐車場
西岸寺(油懸地蔵)には、駐車場があります。
無料で利用可能です。
西岸寺(油懸地蔵)へのアクセス
京阪「中書島駅」で下車。
徒歩約13分で到着。
(周辺地図)