三条大橋の東側で、駅伝の碑を発見しました。
その時の写真は、「三条大橋の駅伝の碑」に掲載中です。
◆三条大橋について◆
三条大橋は、鴨川に架かる橋の1つです。
架けられた年代は、定かではありません。
しかし、室町時代前期には、鴨川に架かっていたと伝わっています。
その当時の三条大橋は、とても簡素な橋でした。
本格的な橋になったのは、天正18年になってからです。
豊臣秀吉の命により、橋の大改造が行われました。
現在の橋の姿になったは、昭和25年の事です。
擬宝珠は、天正と昭和のものが混用されて使われています。
天正の擬宝珠には、池田屋事件で付いたと思われる刀傷が存在してます。
★三条大橋の擬宝珠の刀傷跡。
-終-
今回は、そんな三条大橋の東側にある駅伝の碑の紹介です。
何かの参考になれば、幸いです。
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三条大橋の駅伝の碑の見所
三条大橋の駅伝の碑
京都市内を歩いていると、発祥の地の石碑で出会う事があります。
三条大橋の東側に建っている駅伝の碑も、その中の1つです。
こちらが、駅伝の碑になります。
普段私が見ている石碑より、少し豪華な作りです。
◆日本初の駅伝について◆
日本で初めて行われた駅伝は、大正6年(1917)に行われました。
読売新聞の主催で開催された駅伝です。
正式名称は、「東海道駅伝徒歩競争」。
スタートは京都・三条大橋、ゴールは東京・不忍池。
距離にして、約514キロ。
23区間を昼夜問わず走る、かなり過酷なレースでした。
駅伝と言えば、箱根駅伝を思い出す方もいると思います。
箱根駅伝は、この駅伝から3年後の大正9年(1920)に行われました。
-終-
駅伝の碑だけを見るために、わざわざ三条大橋へ行く必要なないと思います。
しかし、偶々三条大橋を渡る機会があれば、ちらっと見てみて下さい。
また、冒頭で紹介した刀傷もおススメです。
新選組ファンの方は、一目見る価値はあると思います。
三条大橋へのアクセス
三条大橋への行き方です。
京阪三条駅で下車。
徒歩すぐ。
(周辺地図)