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弥次喜多像と撫で石。

三条大橋の西南に、像と石が置いてあります。
弥次喜多像と撫で石です。

◆弥次喜多についての簡単な説明◆

十返舎一九が書いた滑稽本「東海道中膝栗毛」。
この本は、江戸時代後期に書かれました。

その主人公が、弥次郎兵衛と喜多八。
弥次喜多の2人です。

東海道中膝栗毛は、2人が東海道を通って、伊勢詣でに旅する様子が面白可笑しく書かれている紀行文となっています。

この話の中では、京都に立ち寄る場面も登場。
三条大橋に近い宿屋に泊まって、梯子を購入させられる話となっています。

三条大橋の西南に、弥次喜多像があるのもそのためです。

-終-

今回は、そんな弥次喜多像と撫で石を紹介します。
何かの参考になれば、幸いです。

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弥次喜多像と撫で石の見所

弥次喜多像と撫で石

三条大橋には、様々な見頃が存在しています。

新選組ファンの方なら、三条大橋の擬宝珠の刀傷跡は必見です。
池田屋騒動の時についた刀傷を、見る事が出来ます。

三条大橋の擬宝珠の刀傷跡。

この他にも、三条大橋の西北側には、旧三条大橋の石柱。
東北側には、駅伝の碑が建っています。

そして、西南側には、弥次喜多像と撫で石が置かれています。

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こちらが、弥次喜多像です。
彫刻家の小山由寿氏による作品です。

「東海道中膝栗毛」の主人公である2人。
物語中、三条大橋の近くにある宿屋に泊まりました。

その縁で、三条大橋のすぐ近くに2人のブロンズ像が立っています。

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そして、撫で石です。
撫で石は、旅の安全にご利益があります。

「東海道中膝栗毛」は、弥次さん喜多さんが旅をする話です。
その関係で、置かれているのだと思います。

撫で石への、祈願の仕方は簡単です。
旅の安全を願いながら、石を撫でて下さい。

そうすると、無事に旅から還って来ると言われています。
この石は、還来神社にならったものです。

還来神社も「無事に還り来る」の信仰で有名で、旅の安全を祈願する方が、多く訪れます。

ちなみに、この撫で石は、鞍馬から産出した石です。
酸化鉄の含有により玉葱状剥離が、現れています。

鉄錆色が全面を覆っているのが、特徴の鞍馬石です。
どこかに旅行へ行かれる方は、ぜひ撫でて旅の無事を祈願して下さいね。

三条大橋へのアクセス

三条大橋への行き方です。

京阪三条駅で下車。
徒歩すぐ。

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(周辺地図)