京都には、紫式部の名所が存在しています。
京都の紫式部が楽しめる場所は、お寺や神社などです。
紫式部は、紫色の実がなる植物です。
紫式部の名の由来には、諸説あります。
紫の実が清楚な感じがする事から、源氏物語の作者「紫式部」の名を付けられたという説が1つ。
「紫重実、紫敷き実」と呼ばれていたのものが、いつしか「紫式部」と結びついて名が変化した説もあります。
そんな紫式部は、秋に咲きます
例年の京都での見頃の時期は、10月上旬から10月下旬です。
もちろん京都でも咲く場所により、見頃の時期は違います。
ただ、約1ヶ月近く見頃が続く特徴は、一緒です。
(紫式部)
今回は、そんな京都の紫式部の名所を紹介します。
京都で紫式部を見たい方の参考になれば幸いです。
現在の所、京都の紫式部の名所を3か所掲載しています。
また、良い場所を発見出来たら、随時追加予定です。
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京都の紫式部が咲く神社・お寺・名所
京都の紫式部
それでは、京都の紫式部の名所を順番に紹介します。
実光院
実光院は、「声明」で知られるお寺です。
「声明」とは、仏教音楽の事です。
実光院の歴代の住職が、「声明」を受け継いでいます。
実光院には、2つの庭園が存在しています。
1つは、心字池を中心とする池泉観賞式庭園です。
もう1つが、茶室「理覚庵」のある池泉回遊式庭園になります。
実光院の紫式部は、茶室前や池の付近で発見する事が出来ます。
見頃の時期:9月下旬から12月下旬。
実光院へのアクセス
京都バス「大原」下車、徒歩12分です。
平野神社
平野神社は、桓武天皇が平安遷都の時に、大和国の四座の神を勧請したのが始まりです。
京都の桜の名所で、約60種類400本の桜樹が植えられています。
また、夜桜も人気があり、平野の夜桜として親しまれている神社です。
秋には境内に、紫式部が実を結びます。
その数は、約200本です。
10月の本殿で行われる祭典の時に、拝殿にて「紫式部」を捧げる舞と速水流献茶が奉納されます。
見頃の時期:10月上旬から10月下旬。
平野神社へのアクセス
市バス「衣笠校前」下車、徒歩2分です。
紫式部の墓所
紫式部は、源氏物語の作者です。
京都市内には、その紫式部のお墓があります。
小野篁のお墓も一緒の場所です。
紫式部の実は、お墓の入口付近で実ります。
色艶やかな紫の実は、紫式部のお墓に合う可憐さです。
見頃の時期:10月上旬から10月下旬。
紫式部の墓所へのアクセス
市バス「衣笠校前」下車、徒歩2分です。