京都には、杜鵑草の名所が存在しています。
京都の杜鵑草が楽しめる場所は、お寺や神社などです。
杜鵑草は、紫色をした花を咲かせます。
杜鵑草と書いて、読み方は「ホトトギス」です。
杜鵑草の名の由来は、鳥のホトトギスからきています。
杜鵑草は、花や若葉に斑点模様がある植物です。
鳥のホトトギスの胸にも、似たような模様があります。
この事から、杜鵑草(ホトトギス)と呼ばれるようになりました。
ちなみに、鳥のホトトギスは、漢字で書くと「不如帰」です。
そんな杜鵑草は、秋に咲きます
例年の京都での見頃の時期は、10月上旬から10月下旬です。
もちろん京都でも咲く場所により、見頃の時期は異なります。
異なると言っても、大幅に異なる訳ではありません。
(杜鵑草)
今回は、そんな京都の杜鵑草の名所を紹介します。
京都で杜鵑草を見たい方の参考になれば幸いです。
現在の所、京都の杜鵑草の名所を4か所掲載しています。
また、良い場所を発見出来たら、随時追加予定です。
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京都の杜鵑草が咲く神社・お寺・名所
京都の杜鵑草
それでは、京都の杜鵑草の名所を順番に紹介します。
天寧寺
天寧寺は、曹洞宗のお寺です。
山門が、「額縁門」と称されています。
山門越しで比叡山を見ると、見事の門の中に納まるからです。
その光景は、まるで額縁に入った絵のようだと言われてます。
天寧寺の杜鵑草は、境内で咲きます。
見頃の時期:10月下旬。
天寧寺へのアクセス
地下鉄烏丸線「鞍馬口駅」下車、徒歩5分。
源光庵
源光庵は、曹洞宗のお寺です。
丸い「悟りの窓」と四角い「迷いの窓」で知られています。
その窓から眺める新緑や紅葉の光景は、とても美しいです。
紅葉の時期は、多くの参拝者がその光景を求めて訪れます。
源光庵の杜鵑草は、山門をくぐった石畳の脇で見る事が出来ます。
見頃の時期:10月下旬。
源光庵へのアクセス
市バス「鷹峯源光庵前」下車、徒歩1分。
詩仙堂
詩仙堂は、石川丈山の山荘跡です。
詩仙堂の名は、建物の一室の「詩仙の間」からきています。
つつじが彩る庭園が有名です。
秋には木々が、綺麗に紅葉します。
その庭園で、杜鵑草が花を咲かせます。
見頃の時期:10月上旬から10月中旬。
詩仙堂へのアクセス
市バス「一乗寺下り松町」下車、徒歩7分。
妙心寺 退蔵院
退蔵院は、妙心寺の塔頭です。
妙心寺の塔頭の中でも、古拙として知られています。
狩野元信の作庭と伝わる枯山水庭園が人気です。
秋には木々が、綺麗に紅葉します。
また、陰陽の庭で杜鵑草も咲きます。
見頃の時期:10月中旬から11月上旬。
妙心寺 退蔵院へのアクセス
JR山陰本線「花園駅」下車、徒歩7分