紫式部墓所は、京都の町中にあります。
その紫式部のお墓のそばで、ムラサキシキブが実を結びます。
◆紫式部の墓所についての簡単な説明◆
紫式部は、平安時代中期の女性作家、歌人です。
「源氏物語」の作者として名が知られています。
紫式部のお墓は、その名の通り紫式部のお墓です。
正式な名称は、「紫式部墓所」といいます。
お墓の場所は、京都市北区紫野西御所田町内です。
墓所は開放されいるので、誰でもお参りする事が出来ます。
墓所内に設けられているのは、紫式部の墓石と石塔、顕彰碑です。
小屋も建っており、紫式部の肖像画や顕彰碑の解説を読む事が出来ます。
-終-
今回は、紫式部の墓所の紫式部、見頃や実り具合をお届けします。
何かの参考になれば、幸いです。
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紫式部の墓所のムラサキシキブの概要
紫式部の墓所のムラサキシキブ、見頃や開花情報
紫式部の墓所には、ムラサキシキブが実を結びます。
ムラサキシキブは、落葉性の低木です。
夏に花を咲かせ、秋に紫の実を付けます。
観賞されるのは、主にこの紫の実です。
色艶が良く小さな実は、まるで紫式部の高貴さを表現しているかのようです。
(紫式部)
見頃の時期は、10月上旬から10月下旬です。
紫式部の実は、9月下旬頃から実を結び始めます。
紫式部のお墓と小野篁のお墓
紫式部のお墓の横に、小野篁のお墓が存在しています。
これには、理由があります。
紫式部は、源氏物語の作者です。
源氏物語は貴族の恋愛の話で、ふしだらな物語と思われていました。
そんな物語を書いた紫式部は、地獄に落ちたと当時の人達は信じていました。
しかし、紫式部を楽しんでいた人たちが、彼女を地獄から救いたいと考えます。
そこで登場したのが、小野篁です。
小野篁は、この世とあの世を行き来したと言われる人物です。
冥界では、閻魔大王の補佐をしていました。
小野篁に、愛読者たちは紫式部を地獄から救ってもらおうと考えたのです。
結果、紫式部は地獄から解放されました。
紫式部のお墓と小野篁のお墓が隣り合わせになっているのは、このためです。
紫式部の墓所の駐車場
駐車場はありません。
紫式部の墓所へのアクセス
紫式部の墓所への行き方です。
市バス「堀川鞍馬口」下車。
歩いてすぐに到着します。
(周辺地図)