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京都の梅擬が咲く名所。

京都には、梅擬の名所が存在しています。
京都の梅擬が楽しめる場所は、主にお寺などです。

梅擬は、モチノキ科の落葉低木です。
梅擬と書いて、読み方は「ウメモドキ」になります。

葉や枝ぶり、そして赤い実のつき方が梅に似ている植物です。
この事から、「梅擬(ウメモドキ)」と呼ばれるようになりました。

そんな梅擬は、秋の京都に実をつけます。
例年の京都での見頃の時期は、10月下旬から1月下旬です。

同じ京都でも木がある場所により、見頃の時期は前後します。
10月下旬に実を付ける場所は稀で、見頃は11月下旬の所が多いです。

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(梅擬)

今回は、そんな京都の梅擬の名所を紹介します。
京都で梅擬を見たい方の参考になれば幸いです。

現在の所、京都の梅擬の名所を4か所掲載しています。
また、良い場所を発見出来たら、随時追加予定です。

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京都の梅擬が咲く神社・お寺・名所

京都の梅擬

それでは、京都の梅擬の名所を順番に紹介します。

実光院

実光院は、寂源が建てた勝林院の子院です。
寂源は、円仁の9代目の弟子にあたります。

実光院は、天台声明を伝承するために建てられました。
客殿の床の間には、声明研究のために集められた楽器が置かれています。

実光院には、2つの庭園があります。
梅擬が観賞出来るのは、西側の池泉回遊式庭園です。

見頃の時期:11月下旬から1月上旬。

実光院へのアクセス

京都バス「大原」下車、徒歩12分。

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法金剛院

法金剛院は、律宗の寺院です。
極楽浄土を模して作られた庭園が人気があります。

もとは、清原夏野が山荘があった場所です。
そこでは、双丘寺が営まれていました。

その後、中宮待賢門院が復興し法金剛院となります。

法金剛院の梅擬は、庭園で実をつけます。
池の北東隅で、小さな赤い実を見る事が可能です。

見頃の時期:10月下旬から1月下旬。

法金剛院へのアクセス

JR「花園駅」下車、徒歩3分。

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圓光寺

圓光寺は、徳川家康が文治政策で伏見に学問所を開いたのが始まりと伝わるお寺です。

「十牛之庭」や「奔龍庭」と呼ばれる庭園があり、四季の移ろいが楽しめると人気があります。

圓光寺の梅擬は、境内に植えられています。
冬を迎える頃、赤い実が残して葉が散ります。

見頃の時期:12月上旬から1月下旬。

圓光寺へのアクセス

市バス「一乗寺下り松町」下車、徒歩7分。

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等持院

等持院は、臨済宗天龍寺派の禅寺になります。
足利尊氏により創建され、開山は夢窓疎石です。

心字池を配した閑寂な東庭と茶室清漣亭がある西庭を有しています。

等持院のの梅擬は、方丈北と芙蓉池付近で実を付けます。

見頃の時期:11月下旬から1月上旬。

等持院へのアクセス

市バス「立命館大学前」下車、徒歩10分。

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