京都には、秋海棠の名所がいくつかあります。
京都の秋海棠が楽しめる場所は、お寺や神社などです。
秋海棠は、中国原産の花になります。
秋海棠と書いて、読み方は「しゅうかいどう」です。
そんな秋海棠は、晩夏から秋にかけて咲きます
例年の京都での見頃の時期は、8月下旬から10月下旬です。
もちろん場所によって、見頃の時期は異なります。
ただ、約1ヶ月近く見頃が続く所が多いです。
また、松尾芭蕉が秋海棠で句を詠んでいる事でも知られています。
「秋海棠 西瓜の色に 咲きにけり」
(秋海棠)
今回は、そんな京都の秋海棠の名所を紹介します。
京都で秋海棠を見たい方の参考になれば幸いです。
現在の所、京都の秋海棠の名所を4か所掲載しています。
また、良い場所を発見出来たら、随時追加予定です。
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京都の秋海棠が咲く神社・お寺・名所
京都の秋海棠
それでは、京都の秋海棠の名所を順番に紹介します。
三千院
三千院は、大原にある門跡寺院です。
門跡寺院とは、皇族・公家にゆかりがあるお寺の事です。
三千院には、聚碧園と呼ばれる庭園があります。
その庭園で、秋海棠を見る事が出来ます。
見頃の時期:8月下旬から9月中旬。
三千院へのアクセス
京都バス「大原」下車徒歩、10分です。
寂光院
寂光院は、大原にあるお寺です。
の建礼門院が余生を過ごした事で知られています。
寂光院の秋海棠を見る事が出来る場所は、心字池付近です。
静寂に包まれた境内で、ひっそりと咲き誇ります。
見頃の時期:9月上旬から10月下旬。
寂光院へのアクセス
京都バス「大原」下車、徒歩15分です。
実光院
実光院は、天台宗の勝林寺の子院です。
「天台声明」を継承するお寺として知られています。
実光院には、契心園と旧理覚院庭園の2つの庭園があります。
秋海棠が咲く場所は、その庭園の池や手水鉢などの水場です
見頃の時期:8月下旬から9月中旬。
実光院へのアクセス
京都バス「大原」下車、徒歩10分です。
貴船神社
貴船神社は、水の神様を祀っている神社です。
縁結びの神様として、古くから信仰を集めています。
貴船神社の秋海棠は、参道に咲きます。
また、本殿の石垣付近でも、見る事が可能です。
見頃の時期:8月下旬から9月下旬。
貴船神社へのアクセス
京都バス「貴船」下車、徒歩5分です。