京都市北区には、椿寺と呼ばれるお寺があります。
浄土宗の寺院「地蔵院」です。
神亀3年(726)に行基が建立したお寺で、五色八重散椿が境内で美しく咲く事で知られています。
地蔵院の五色八重散椿は、豊臣秀吉が寄進したツバキです。
現在は、第二世が春になると境内で誇ります。
その五色八重散椿が見頃を迎えたので、地蔵院を訪れました。
五色八重散椿の平年の見頃は、3月下旬から4月上旬です。
しかし、令和2年は暖冬だったためか、平年よりも少し早めに見頃を迎えました。
私が訪れたのは3月23日には、満開でした。
今回は、地蔵院(椿寺)の五色八重散椿を写真と動画で紹介します。
何かの参考になれば幸いです。
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地蔵院(椿寺)の五色八重散椿
満開の地蔵院の五色八重散椿
春の京都と言えば、桜を目当てに訪れる人が多いです。
私も市内各所で咲く桜を中心に、撮影しています。
しかし、桜以外にも毎年撮影する京都の春の花があります。
その花が、地蔵院の五色八重散椿です。
地蔵院の五色八重散椿は、知る人ぞ知る京都の春の花です。
知る人ぞ知る花なので、花が見頃の時期にも人はそれほどいません。
地蔵院の山門の前に到着しました。
ここから見ても分かる通り、境内は広くありません。
そのため、ある意味、人が少ないのは有難いです。
五色八重散椿は、山門をくぐった先に植えられています。
五色八重散椿が咲いている場所まで移動しました。
椿寺と書かれた表札の後ろで咲いているのが、五色八重散椿です。
今年は当たり年らしく、去年よりも綺麗に咲いているそうです。
ただし、言ったのはお寺の関係者ではありません。
偶々、花を見に来ていたおばちゃんの独り言からの情報です。
「今年の椿は、去年よりも綺麗に咲いてるわ」
ちまにに私も、去年地蔵院を訪れて椿を見ています。
私個人の感想は、去年も同じく綺麗だったです。
多分ですが、去年おばちゃんが訪れた時期が、見頃(ピーク)から外れていただけなのではと推測します。
くすんだ箇所もなく色づきも良く、綺麗に花を咲かせていました。
とても見応えがあります。
散っている五色八重散椿です。
花びらが1枚づつ散る事から、散り際も美しいツバキとして人気があります。
令和2年3月24日現在、まだ見頃は継続中なはずです。
さすがに、1日で一気に散る事はないと思います。
桜も良いのですが、今が満開の地蔵院の五色八重散椿も見に行ってみては如何でしょうか。
ちなみに、五色八重散椿の見頃が過ぎる頃に、桜も境内に咲きます。
地蔵院の五色八重散椿の開花状況【動画編】
地蔵院の五色八重散椿を、動画撮影しました。
開花状況が気になる方は、見てみて下さい。
地蔵院(椿寺)のツバキ2020、見頃で美しく咲く五色八重散椿【Camellia of Jizo-in Temple of Kyoto.】
youtubeでこのような動画を配信しています。
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地蔵院(椿寺)の駐車場
地蔵院(椿寺)には、駐車場があります。
普通車5台分が駐車可能です。
地蔵院(椿寺)へのアクセス
地蔵院(椿寺)への行き方です。
京都駅から市バス205系統西大路・金閣寺行に乗車。
北野白梅町下車で下車、徒歩3分。
同じく京都駅から50系統二条城・北野天満宮行に乗車。
北野天満宮前で下車、徒歩8分。
(周辺地図)
地蔵院(椿寺)の記事
・地蔵院(椿寺)の御朱印と御朱印帳。
・地蔵院(椿寺)のツバキ。見頃や開花状況。