豊国神社で亥年の大絵馬を見た後に、隣に立っている方広寺へ立ち寄りました。
豊国神社の干支大絵馬は、こちらです。
☆豊国神社のイノシシの大絵馬を撮影!
方広寺を訪れたのには、理由があります。
それは、方広寺の鐘楼の天井画を見るためです。
今回は、方広寺の鐘楼の天井画を紹介します。
何かの参考になれば、幸いです。
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方広寺の鐘楼の概要
方広寺の鐘楼と鐘
方広寺と言えば、豊臣家を滅亡に導いた鐘が有名です。
鐘には「国家安康」「君臣豊楽」と刻まれています。
この「国家安康」「君臣豊楽」家康の名を分割し、豊臣家の繁栄を祈っていると非難されました。
そんな方広寺の鐘が。こちらです。
近くでも鐘を見ると、現在でも「国家安康」「君臣豊楽」を見る事が出来ます。
肉眼では見えにくいですが、写真を撮ってアップにするとちゃんと刻まれているのが、確認出来ました。
しかし、今回も目的は、この「国家安康」「君臣豊楽」ではありません。
鐘楼の天井に描かれた絵です。
こちらが、方広寺の鐘楼の天井画になります。
方広寺の鐘を見る方は多いと思いますが、天井まで見る方は少ないのではないでしょうか。
極彩色で描かれている画は、迦陵頻伽です。
迦陵頻伽と書いて、「かりょうびんが」と読みます。
極楽浄土に住むと言われている想像上の鳥です。
浄土変相図や天井画などの建築装飾に、多く用いられています。
京都では、東福寺・妙心寺・知恩院の三門楼上の天井画に描かれています。
ただし、どこの三門も非公開なので、いつでも見る事が出来ません。
しかし、方広寺へ参拝すれば、いつでも鐘楼の天井画で迦陵頻伽を見る事が出来ます。
方広寺へ鐘を見に行く時は、ぜひ天井にも注目してみて下さい。
そこには、滅多に見る事が出来ない迦陵頻伽が、描かれていますよ。
方広寺の駐車場
方広寺には、駐車場があります。
6台止める事が出来ます。
方広寺へのアクセス
猿丸神社への行き方です。
京阪電車「七条駅」で下車。
そこから歩いて、10分ほどで到着します。
(方広寺の周辺地図)