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大徳寺の法堂の鳴き龍。

大徳寺の法堂の天井には、龍がいます。
その龍は、鳴きの龍と呼ばれています。

◆大徳寺の法堂についての簡単な説明◆

大徳寺は、臨済宗大徳寺派の大本山です。
正和4年(1315)に大燈国師宗峰妙超が開創しました。

大徳寺の法堂は、応仁の乱で1度焼失します。

その後寛永13年(1636)に、小田原城主稲葉正勝の遺志により、子の正則が再建しました。

江戸時代の建築で、国の重要文化財です。
その法堂の天井には、龍が描かれています。

狩野探幽が描いた初期に描いた作品です。

大徳寺の法堂は、通常非公開で内部を見る事が出来ません。
しかし、不定期で特別拝観が行われます。

その時のみ、一般でも法堂の内部に入る事が出来ます。

-終-

今回は、大徳寺の法堂の鳴き龍を紹介します。
何かの参考になれば、幸いです。

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大徳寺の鳴き龍の概要

大徳寺の法堂の鳴き龍

大徳寺の法堂の天井には、龍が描かれています。
龍は、仏教を守護する八部衆の「龍神」です。

そのため、禅寺の本山の法堂の天井に、描かれる事が多い生き物です。
また、龍神は水を司っています。

境内全体の、火災予防の意味も込められて描かれています。

妙心寺の天井に描かれているのは、「龍雲図」です。
雲をまっとた龍の姿は、迫力があります。

大徳寺の龍雲図は、狩野探幽が描き上げた初期の力作です。
35歳の時に、描き上げました。

この龍の絵は、鳴龍とも呼ばれています。
なぜならこの龍は、鳴くからです。

鳴くと言っても、本当に鳴く訳ではありません。
敷瓦の上で手を叩くと、龍が泣いたように堂内に音が響きます。

この事から、大徳寺の龍は「鳴き龍」と呼ばれています。
その鳴き声は、天下一の鳴龍と言われる程です。

龍雲図を見るには、法堂に内部に入るしかありません。
しかし、特別拝観の時にしか、法堂の中へは入る事が出来ません。

秋などに期間限定で行われる事が多いので、機会があれば法堂の天井の龍を見てみて下さい。

大徳寺の駐車場

大徳寺には、駐車場があります。
有料で止める事が可能です。

大徳寺へのアクセス

大徳寺への行き方です。

市バス「大徳寺前」で下車。
徒歩約5分で到着します。

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(大徳寺の周辺地図)