南禅寺の法堂の天井には、雲龍図が描かれています。
南禅寺の雲龍図は、日本画家・今尾景年による大作です。
◆南禅寺の法堂についての簡単な説明◆
南禅寺は、臨済宗南禅寺派大本山の寺院です。
亀山法皇が開基、無関普門を開山として、創建されました。
南禅寺の法堂は、南禅寺の中心的な建物です。
創建当時のものは、応仁の乱の時に焼失しました。
その後、文明11年(1497)に復興されます。
そして、慶長11年(1606)に、大改築が行われました。
その法堂も、明治26年(1893)に火災に遭っていまいます。
現在の法堂は、明治42年(1909)に再建されたものです。
法堂の天井には、雲龍図が描かれています。
今尾景年によって描かれた幡龍です。
南禅寺の法堂は、非公開で中に入る事が出来ません。
しかし、雲龍図は、外から見る事が出来ます。
-終-
今回は、南禅寺の法堂の雲龍図を紹介します。
何かの参考になれば、幸いです。
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南禅寺の鳴き龍の概要
南禅寺の法堂の蟠龍図
南禅寺の法堂の天井には、龍が描かれています。
禅寺の本山の法堂の天井には、龍が描かれる事が多いです。
龍は、仏教を守護する八部衆の「龍神」です。
また、龍神は水を司っています。
そのため、境内全体の火災から守る意味も込めて、龍が描かれています。
南禅寺の天井に描かれているのは、「雲龍図」です。
明治に法堂が再建された時に、描かれました。
南禅寺の龍雲図は、今尾景年が描き上げた大作です。
今尾景年は、明治に活躍した京都画壇四条派の日本画家です。
南禅寺の法堂に内部は、入る事が出来ません。
しかし、法堂天井の瑞龍図は、外から見る事が可能となっています。
南禅寺を訪れた時は、法堂の内部を見上げてみて下さい。
天井の龍が、出迎えてくれますよ。
南禅寺の駐車場
南禅寺には、有料駐車場があります。
乗用車2時間以内1,000円。
南禅寺へのアクセス
南禅寺(南禅院・天授庵)への行き方です。
京都駅から地下鉄に乗車、蹴上駅で下車して徒歩10分。
(周辺地図)