京都の東山区にある大将軍神社を訪れました。
そして、境内の新緑を楽しみました。
そして、台風で倒壊した荒熊稲荷社。
その社も、再建(仮)されていました。
◆大将軍神社についての簡単な説明◆
大将軍神社は、京都市東山区にあります。
主祭神として、素戔嗚尊が祀られている神社です。
桓武天皇により平安京が造営されたのが、794年(延暦13)になります。
その造営の時に、京の四方に大将軍神社を祭祀しました。
理由は、大内裏鎮護のためです。
東南方角の守護神社を任されたのが、大将軍神社です。
大将軍神社がある地は、京の七口の1つ三条口の要地にあたります。
悪霊が侵入しないよう守護する需要な地でした。
京の守護の観点から、大将軍神社はとても重要視されました。
また、この地には関白・藤原兼家の屋敷が置かれました。
しかし、応仁の乱で荒廃します。
現在は、大将軍社の境内に、東三条社として名跡を留めています。
-終-
今回は、そんな大将軍神社の荒熊稲荷社を紹介します。
何かの参考になれば、幸いです。
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大将軍神社の荒熊稲荷社の再建の概要
倒壊した大将軍神社の荒熊稲荷社が再建。
大将軍神社の末社の荒熊稲荷社。
西の鳥居の北隣にあります。
荒熊稲荷社です。
数年前の秋に撮影したものです。
鳥居の奥には、立派な社が建っています。
この荒熊稲荷社は、平成29年(2017)の10月に倒壊しました。
台風21号の影響で、約20mの榎の木が社に倒れたのです。
社は倒壊しましたが、1体の狐の像は無事でした。
またもう1体も何とか救出されます。
荒熊稲荷社の全体は、このような感じでした。
そんな倒壊してしまった荒熊稲荷社。
再建されていました。
こちらが再建された荒熊稲荷社です。
以前に比べて、社がかなり小さくなっています。
立入禁止になっている所をみると、仮の社かもしれません。
巻物を咥えている狐の像。
玉を咥えている狐の像です。
確かに、両狐と無事でした。
社の前まで行く事が出来ないので、鳥居の外から手を合わせました。
機会があれば、荒熊稲荷社の新しい社を見てみて下さい。
大将軍神社の駐車場
大将軍神社には、駐車場がありません。
公共交通機関を利用して、参拝して下さい。