御辰稲荷神社を、参詣しました。
その時の写真は、「御辰稲荷神社の真黒石」に掲載しています。
御辰稲荷神社は、京都市左京区にある神社です。
願い事が叶う真黒石が、人気があります。
◆御辰稲荷神社についての簡単な説明◆
江戸時代、東山天皇に仕えた典待・新祟賢門院の夢枕に白狐が表れました。
そして、辰の方角の森で待つようにと告げます。
お告げの方角にある聖護院の森に行くと、祠がありました。
その後、社殿を整備したのが、御辰稲荷神社の始まりです。
かつて、聖護院の森には、白狐が住んでいました。
夜更けになると、白狐の弾く琴の音色が聞こえてきたそうです。
「京の風流狐は碁の好きな宗旦狐と、琴の上手な御辰狐」。
このように賞賛されました。
この事から、芸事が上達したい方から信仰が厚いです。
また、境内には、福石大明神が祀られています。
真黒石に願いを込めて参拝すると、願いが叶うそうです。
-終-
今回は、そんな御辰稲荷神社の真黒石を紹介します。
何かの参考になれば、幸いです。
【スポンサーリンク】
御辰稲荷神社の真黒石の概要
御辰稲荷神社の真黒石
御辰稲荷神社を訪れたのは、節分の時です。
聖護院や須賀神社で節分を楽しんだ後に、参詣しました。
御辰稲荷神社の東にある鳥居です。
ここから境内へと入りました。
まずは、本殿の前で手を合わせます。
その後、境内を散策しました。
本殿の近くには、このように色々と置いてあります。
そして、福石大明神です。
境内の東側に祀られています。
ここに真黒石を置いて、願い事を祈念します。
その石を持ち帰り、お守りとして持っていると願いが叶うそうです。
真黒石には、次のような話が伝わっています。
◆願いが叶う真黒石の秘石◆
昔、白川橋のほとりに、貧しい夫婦が住んでいました。
夫は野菜を売り歩き、妻は子守をして生活していました。
その妻は、御辰稲荷を深く信仰していました。
ある日の事、妻は御辰稲荷に百日の願掛けをします。
満願の日、お参りを終えて安心したか、境内で妻は寝てしまいました。
しばらく経って起きると、右手に真黒石を握っている事に気づきます。
稲荷様が授けてくれたに違いないと、妻は石を持って帰り神棚に祀りました。
すると妻は身ごもって、女の子を出産します。
美しく成長した女の子は、大名のお部屋様となりました。
これも稲荷様のおかげと、夫婦は感謝して、幸せに暮らしました。
-終-
この福石(真黒石)の話は、多くの人に伝わりました。
それから、真黒石を持って、幸運を祈願するようになったそうです。
真黒石は、御辰稲荷神社の社務所(授与所)で、授与しています。
真黒石の授与料は、500円です。
御辰稲荷神社へ訪れる機会がある方。
真黒石に、幸福を願ってみませんか。
御辰稲荷神社の駐車場
御辰稲荷神社には、駐車場はありません。
公共交通機関を利用して、訪れて下さい。
御辰稲荷神社へのアクセス
御辰稲荷神社への行き方です。
京阪「神宮丸太町駅」で下車。
徒歩約7分で到着します。
(周辺地図)