真如堂の菩提樹は、本堂の前に植えられています。
真如堂(真正極楽寺)の菩提樹は、区民の誇りの木です。
◆菩提樹についての簡単な説明◆
菩提樹は、シナノキ科の落葉高木です。
初夏に香りある淡黄色の小さな花を咲かせます。
お釈迦様が、この木の下で「悟りを開いた」と伝わっています。
その事から全国の寺院の境内に、植えられている事が多いです。
しかし、お釈迦様が悟りを開いた木は、実は違います。
桑科の熱帯樹「インド菩提樹」の下で、悟りを開きました。
なぜこのような事が起こったのでしょうか。
それは、ある僧侶が関係しています。
禅宗の始祖である栄西が、中国の天台山に行った時の事です。
そこに植えられていた菩提樹を、日本へと送りました。
インド菩提樹と葉の形が似ていたからです。
本物のインド菩提樹と持って送ったものが、実は違っていたのです。
その菩提樹が広まり、お寺には菩提樹が植えられているという説が伝わっています。
-終-
今回は、真如堂の菩提樹、見頃や開花状況を紹介します。
何かの参考になれば、幸いです。