真如堂の菩提樹は、本堂の前に植えられています。
真如堂(真正極楽寺)の菩提樹は、区民の誇りの木です。
◆菩提樹についての簡単な説明◆
菩提樹は、シナノキ科の落葉高木です。
初夏に香りある淡黄色の小さな花を咲かせます。
お釈迦様が、この木の下で「悟りを開いた」と伝わっています。
その事から全国の寺院の境内に、植えられている事が多いです。
しかし、お釈迦様が悟りを開いた木は、実は違います。
桑科の熱帯樹「インド菩提樹」の下で、悟りを開きました。
なぜこのような事が起こったのでしょうか。
それは、ある僧侶が関係しています。
禅宗の始祖である栄西が、中国の天台山に行った時の事です。
そこに植えられていた菩提樹を、日本へと送りました。
インド菩提樹と葉の形が似ていたからです。
本物のインド菩提樹と持って送ったものが、実は違っていたのです。
その菩提樹が広まり、お寺には菩提樹が植えられているという説が伝わっています。
-終-
今回は、真如堂の菩提樹、見頃や開花状況を紹介します。
何かの参考になれば、幸いです。
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真如堂(真正極楽寺)の菩提樹の概要
真如堂の菩提樹、見頃や開花情報
真如堂と言えば、京都の花のお寺です。
桜、あじさい、萩など、多くの花が境内を彩ります。
真如堂の初夏の花の代表と言えば、あじさいです。
本堂の裏にある萬霊堂周辺のアジサイ園で咲きます(※)。
※真如堂のあじさいは、こちらに掲載しています。
★真如堂のあじさい、見頃や開花状況。
また、初夏に密かに人気を集めている花が、菩提樹です。
菩提樹には、淡い黄色の花が鈴なりにぶら下がります。
例年の見頃は、6月上旬から6月下旬です。
境内に、甘い香りを運んでくれます。
真如堂の本堂の前の菩提樹
真如堂の本堂の前に菩提樹の木が植えられています。
写真の右に木が、真如堂の菩提樹です。
鈴なりに淡黄色の花を咲かせます。
(菩提樹の花のイメージ)
小さな花が、身を寄せ合って咲いています。
真如堂の花の中で、知る人ぞ知る花です。
毎年菩提樹の花を見るのを、楽しみにしている人もいます。
ただアジサイの影に隠れて、意外に見過ごしてしまう花です。
真如堂のアジサイと同時期に咲く花なので、ぜひ一緒に見て楽しんで下さい。
真如堂の駐車場
真如堂には、駐車場があります。
この時期は混雑しないので、特に問題なく駐車出来ると思います。
真如堂へのアクセス
京都駅から市バスに乗車。
「真如堂前」または「錦林車庫前」で下車して、徒歩約6分。
(周辺地図)
真如堂の四季
・真如堂の桜。見頃や開花情報。
・真如堂の紅葉、見頃や現在の状況。無料で拝観可能。
・真如堂の萩。見頃や開花状況。