寂光院は、京都市左京区大原にあります。
寂光院の紅葉は、色濃く鮮やかで美しいと評判です。
寂光院は、建礼門院が出家した尼寺。
平徳子こと建礼門院は、壇ノ浦で滅亡した平家一門の生き残りです。
平家物語を知っている方は、平家を滅ぼした後白河法皇が、寂光院へ出家した建礼門院を訪ねる場面を思い浮かべる人もいるのかもしれません。
栄華を極めた後に、滅亡という道を辿った平家一門。
その生き残りの建礼門院が過ごした寺院。
寂光院の紅葉は、美しさに中に物悲しさも宿っている。
そんな気がするのは、私だけでしょうか。
それでは、寂光院の紅葉の見頃や現在の状況の情報などを紹介します。
少しでも何かの役に立てば幸いです。
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寂光院の紅葉、山門へと続く石段が見応えあり
寂光院の紅葉
寂光院の紅葉は、参道の石段や境内の本堂周辺で楽しむ事が出来ます。
大原らしい緩やかな時間が流れる中、のんびりと紅葉狩りをして下さいね。
寂光院は、拝観料(志納金)が必要な寺院です。
大人600円、中学生350円、小学生100円となっています。
拝観時間は、月によって変化します。
通常(3月1日~11月30日)は、9時から17時まで。
例年の寂光院の紅葉の色づき始めが、11月上中旬。
そして、例年の見頃が11月中旬から11月下旬です。
京都の紅葉の名所の中では、あまり混雑はしないのではないでしょうか。
私が訪れた時は、ゆったりと紅葉を観賞出来ました。
アクセスは、車が行かないと不便かもしれません。
ただ、その分のんびりと紅葉が見る事が出来ますよ。
機会があれば、秋の寂光院へ訪れてみて下さい。
美しい紅葉が出迎えてくれますよ。
寂光院の紅葉や撮影スポット
寂光院の紅葉と撮影スポットの紹介です。
参道の階段
寂光院の紅葉と言えば、山門へと続く参道の石段が有名です。
多くの方は、この場所で写真を撮られています。
またここの紅葉の光景は、寂光院の公式HPのトップ画像でも使用されていますよ。
寂光院の紅葉を代表する風景と言っても良いのではないでしょうか。
境内
本堂周辺の紅葉が綺麗です。
本堂を正面に見て、左斜めから本堂を背景に紅葉を入れて撮影するのが、定番の構図となっています。
他にも汀の池 (みぎわのいけ)や四方正面の池の紅葉も、オススメですよ。
のんびりと心行くまで寂光院の境内を散策して、お気に入りの紅葉スポットを発見して下さいね。
寂光院の紅葉の見頃の時期と状況
今年の寂光院の紅葉の見頃や色づき具合です。
令和2年(2020)
令和2年(2020)11月2日:青葉。
令和2年(2020)11月13日:色づいています。
過去の寂光院の紅葉の見ごろ情報
過去の見頃を知る事により、今年の見ごろの予想に役立てて下さい。
平成26年(2014)の色づき具合
平成26年(2014)11月20日:ほぼ見ごろです。
平成26年(2014)12月1日:散っています。
平成26年(2014)12月4日:終了。
平成27年(2015)の色づき具合
平成27年(2015)11月1日:境内、ほんのり色づき始め。
平成27年(2015)11月7日:参道・本堂周辺、かなり色づいています。
平成27年(2015)11月14日:本堂周辺、見頃です。
平成27年(2015)11月21日:若干散り始めていますが、見ごろ継続中。
平成27年(2015)11月27日:散っていますが、まだ見れます。
平成28年(2016)
平成28年(2016)10月24日:まだ青葉。
平成28年(2016)11月2日:ほんのり色づき始め。
平成28年(2016)11月7日:参道・本堂、色づき進行中。
平成28年(2016)11月12日:参道・本堂、さらに色づいています。
平成28年(2016)11月14日:ほぼ見頃です。
平成28年(2016)11月18日:本堂・茶室、見ころとなりました。
平成28年(2016)11月23日:見頃過ぎ。散り始めています。
平成28年(2016)11月26日:見頃終了です。
平成29年(2017)
平成29年(2017)11月5日:色づき始め。
平成29年(2017)11月12日:見頃の紅葉あり。
平成29年(2017)11月18日:見頃です。
平成29年(2017)11月25日:終了。
平成30年(2018)
平成30年(2018)11月10日:一部見頃です。
平成30年(2018)11月17日:見頃を迎えました。
平成30年(2018)11月22日:まだ見頃です。
令和元年(2019)
令和元年(2019)11月9日:色づき始めています。
令和元年(2019)11月16日:見頃まであと一歩。
令和元年(2019)11月22日:見頃です。
寂光院の駐車場
寂光院にはあるか分かりませんでした。
ただ、周辺には多数有料駐車場が存在します。
車で参拝される方は、それらの駐車場を利用して下さい。