宇治を訪れた時、色々と散策しました。
散策の時に発見したのが、宇治川先陣の碑です。
その写真は、「宇治川先陣の碑」に掲載しています。
◆宇治川先陣の碑についての簡単な説明◆
昔より水陸交通の要衝であった宇治。
様々な戦の舞台となりました。
木曽義仲と源義経も、宇治川を挟んで戦った事は有名です。
この戦いで、源義経の軍では、先陣を争いが起こりました。
先陣争いをしたのは、名馬「するすみ」に乗った梶原景季。
そして、同じく名馬「いけづき」に乗った佐々木高綱です。
先陣争いの軍配は、佐々木高綱に上がりました。
この後、義経軍が一斉に渡河して、義仲軍を打ち破ります。
-終-
今回は、そんな宇治川先陣の碑を紹介します。
何かの参考になれば、幸いです。
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宇治川先陣の碑の見所
宇治川先陣の碑
宇治をぷらぷらと散策。
その時に、宇治川先陣の碑を発見しました。
宇治川先陣の碑の建っている場所は、宇治公園の橘島です。
宇治川先陣の碑が、こちらとなります。
結構大きな石碑です。
昭和6年(1931)に建立されました。
先陣争いは、梶原景季と佐々木高綱の間で行われます。
先陣の功を賜ったのは、佐々木高綱の方です。
佐々木高綱は、梶原景季に「馬の腹帯が緩んでいる」と声をかけます。
それを聞いた景季は、腹帯が締め直す事にしました。
その隙を突いて、高綱が宇治川に馬で飛び込みます。
そして、見事先陣の名乗りを挙げました。
油断した景季が悪いのでしょうね。
こちらが、2人が先陣争いした宇治川です。
宇治川を見ながら、歴史に思いを馳せてみました。
京都観光と言えば、京都市内が中心だと思います。
しかし、宇治市も、歴史を感じる事が出来る良い場所です。
京阪電車を利用すれば、京都市内からも簡単にアクセス出来ます。
機会があれば、宇治市へも訪れてみて下さい。
宇治川先陣の碑までのアクセス
宇治川先陣の碑への行き方です。
京阪電車「宇治駅」で下車。
徒歩10分ほどで到着。
(周辺地図)