新玉津島神社と俊成社を、訪れました。
その時の様子は、「新玉津島神社と俊成社を参詣」に掲載しています。
◆新玉津島神社についての簡単な説明◆
文治2年(1186)に、後鳥羽天皇の勅命により、藤原俊成が和歌山県和歌浦の玉津島神社に祀られている歌道の神「衣通郎姫」を勧請、創建されたのが新玉津島神社です。
-終-
引き続いて、俊成社です。
◆俊成社についての簡単な説明◆
鎌倉時代初期の歌人である藤原俊成が祀られている社です。
藤原俊成は、後白河院の院宣により千載和歌集を撰集。
文治4年(1188)に完成さました。
その中に、藤原俊成の歌の境地を示している一首があります。
「世の中よ道こそなかれおもひ入る
山の奥にも 鹿ぞなくなる」
-終-
今回は、新玉津島神社と俊成社を紹介します。
何かの参考になれば、幸いです。
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新玉津島神社と俊成社の見所
新玉津島神社と俊成社を参詣
鴨川沿いを歩いて、桜を満喫(※)。
(※鴨川の桜は、こちらに掲載しています。
・鴨川の桜と鷺と鴨。)
今回の京都の桜巡りの本命である佛光寺へと向かいました。
佛光寺は、しだれ桜が有名なお寺です。
その途中で、新玉津島神社を発見しました。
新玉津島神社です。
(※読み方は、「にいたまつしまじんじゃ」)
先ほども書いた通り、藤原俊成にゆかりがあります。
玉津島神社の衣通郎姫を分霊して、藤原俊成邸内に勧請したのが始まりです。
このような神社があるとは、この時まで知りませんでした。
京都観光を楽しむコツは、散策にあるのだなと改めて思います。
鳥居の横には、北村季吟先生遺蹟の石碑が立っていました。
北村季吟は、江戸時前期の歌人・俳人です。
源氏物語湖月抄などを書いています。
オフィス街にある新玉津島神社。
そのため、境内はあまり広くありません。
あっという間に、見る事が出来ます。
和歌の神様を祀る事から、和歌・俳句・文章が上達したい方が、多く訪れるそうです。
ただ、私が訪れた時は、誰もいませんでした。
本殿の前で手を合わせて、新玉津島神社を後にします。
新玉津島神社の近くには、俊成社(※)があります。
(※読み方は、「しゅんぜいしゃ」)
近代的なビルの中にめり込んでる?ので、初め見た時は驚きました。
案内板を読んでみると、祭神は、藤原俊成。
藤原俊成の邸宅は、この辺りにありました。
俊成社がここに建っているのは、そのような理由もあるようです。
新玉津島神社と俊成社は、松原通と烏丸通が交差する場所にあります。
もし近くを歩く事があれば、訪れてみて下さい。
新玉津島神社の駐車場
駐車場はありません。
公共交通機関を利用して下さい。
新玉津島神社へのアクセス
新玉津島神社と俊成社への行き方です。
地下鉄「五条駅」下車。
そこから、徒歩5分程で到着します。
(周辺地図)