金戒光明寺には、アフロ仏像が安置されています。
もちろん、アフロ仏像は愛称です。
正式名称は、五劫思惟阿弥陀仏。
アフロヘア―の仏さまとして、人気と信仰を集めています。
安置されている場所は、極楽橋を渡った少し先の所
その場所は、後ほど写真付きで紹介しています。
五劫思惟と書いて、読み方は「ごこうしゆい」。
如来の石像なので、表情がとても穏やかです。
このアフロ仏像は、誰でも拝覧する事が出来ます。
拝観料金も必要ありません。
金戒光明寺(くろ谷さん)は、このアフロ仏像押しです。
五劫思惟阿弥陀仏の御朱印、そして金平糖が販売されています。
今回は、金戒光明寺の五劫思惟阿弥陀仏を紹介します。
少しでも何かの役に立てば幸いです。
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金戒光明寺のアフロ仏像の見所
金戒光明寺の五劫思惟阿弥陀仏の概要
金戒光明寺の五劫思惟阿弥陀仏の特徴は、頭髪にあります。
某芸能人を彷彿させるようなアフロヘア―のような髪形。
その姿から、ついた愛称がくろ谷さんのアフロ仏像です。
この姿の仏像は、全国で16体ほどしかないと言われてます。
なぜ、アフロのような頭髪になったのでしょうか?
それは、阿弥陀仏が法蔵菩薩だった時の事。
気の遠くなるような長い間、衆生を救わんと思惟をこらし修行。
その結果、阿弥陀仏となられました。
大きな髪型は、修行された時の姿を表現しています。
思惟をこらした時間は、五劫です。
一劫とは、次のような時の長さを言います。
「1辺40里の大岩に、3年(100年説もあり)に1度天女が舞い降りて、その大岩を羽衣で撫で、大岩が完全に無くなるまでの時間」
この時間の5回分が、五劫となります。
確かに気が遠くなるような時間ですね。
石仏の五劫思惟阿弥陀仏は、とても珍しいそうです。
江戸時代中頃に制作されたものと伝わっています。
五劫思惟阿弥陀仏の場所
金戒光明寺の山門をくぐって右側(東側)。
金戒光明寺の極楽橋へ、移動して下さい。
移動した先には、三重塔へ続く階段があります。
その階段を少し上れば、五劫思惟阿弥陀仏像の安置場所です。
階段の前には、このような案内板があります。
五劫思惟阿弥陀仏像への案内板です。
案内板の位置から見た階段の光景がこちら。
赤い矢印に、注目して下さい。
矢印の先。
特徴ある頭の石仏が見えませんか?
その石仏が、五劫思惟阿弥陀仏像です。
比較的分かりやすい場所に、安置されていると思います。
一応、矢印の部分のアップ写真です。
五劫思惟阿弥陀仏の御朱印
金戒光明寺では、五劫思惟阿弥陀仏の御朱印が頂けます。
墨書きが、五劫思惟。
スタンプが、五劫思惟阿弥陀仏となっています。
アフロこんぺいとう
くろ谷金戒光明寺限定
アフロこんぺいとうです。
パッケージが、アフロ仏像。
そのアフロ仏像の髪の部分が透明になっています。
透明な部分から、中に入っている金平糖が見える仕組みです。
上記のアフロ仏像の写真を見て下さい。
髪の1本1本が丸いですよね。
金平糖を、その髪に見立てている訳です。
1個350円、3個セット1,000円。
さくら・あじさい・もみじ・ふじ・みっくす。
5つの味のアフロこんぺいとうが発売中です。
金戒光明寺の駐車場
金戒光明寺には、駐車場があります。
だだし、大晦日の日に利用できるか分かりません。
個人的には、大晦日の日は混雑が予想されるため、公共交通機関を利用して参拝するのがオススメです。
金戒光明寺へのアクセス
金戒光明寺への行き方です。
京都駅から市バス5番に乗車、東天王町で下車して徒歩15分。
あるいは、市バス100番に乗車、岡崎道で下車して徒歩10分。
更に詳しいアクセス方法は、こちらを参照して下さい。
・金戒光明寺へのアクセス。京都駅からの行き方。
(周辺地図)
金戒光明寺の四季
・金戒光明寺の桜。見頃や開花状況。
・金戒光明寺の紅葉、見ごろや現在の状況。ライトアップあり。
金戒光明寺の祭事・行事
・金戒光明寺で除夜の鐘。整理券必須。配布はこの時間。