東大谷万灯会は、東本願寺の大谷祖廟で行われます。
大谷祖廟の夏の恒例行事です。
大谷祖廟の境内には、提灯が吊るされて灯されます。
夜に灯る提灯は、どこか儚げで、心が落ち着く光景です。
もともとは、夜間にもお盆参りが出来るように、参拝者の足元を照らすため提灯を灯したのが始まりです。
8月14日・15日・16日の三日間、東大谷万灯会は行われます。
この期間中、境内には約1万個の提灯が吊るされて、夜間に境内を照らします。
今回は、そんな東大谷万灯会を紹介します。
何かの役に立てば、幸いです。
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東大谷万灯会、大谷祖廟で灯る提灯!
東大谷万灯会を撮影!
京都大文字を行われる8月16日。
この日の夕方に、大谷祖廟を訪れました。
東大谷万灯会を見るためです。
夜に灯る提灯が綺麗なのですが、提灯自体は18時から灯っています。
八坂神社の境内から円山公園へ。
その円山公園の南側に、大谷祖廟があります。
大谷祖廟に、到着しました。
参道の両端に、提灯が吊るされています。
まだ日は沈んでいなかったのですが、既に提灯には火が灯っていました。
大谷祖廟の境内です。
ここにも、多くの提灯が吊るされています。
この場所の提灯は、幼稚園・保育園の園児が作画したものでした。
本堂前です。
本堂の中は、誰でも参拝する事が可能です。
お盆の大谷祖廟には、花で作られた「往生」ありました。
ただ、お盆の日以外でもあるような気もします。
往生とは、浄土に生まれようと願いなさいという仏様の呼びかけに応えて、私に開く歩みを表現した言葉なのだそうです。
花の往生の隣には、光る竹も置かれていました。
ちなみに手前の竹には、「南無阿弥陀仏 人と生まれたことの意味を たずねていこう」と刻まれています。
真宗大谷派の宗祖の墳墓「御廟」です。
本堂と同じく、ここでも手を合わせます。
そして、大谷祖廟に隣接する「東大谷墓地」です。
ここの提灯にも、火が灯っています。
日が沈みきっていないので、提灯の灯りもそれ程目立ってはいません。
しかし、夜になって辺りが真っ暗になると、儚くも美しい提灯が灯る光景を見る事が出来ます。
残念ながら、船岡山まで五山送り火を見に行く私は、真っ暗になるまで留まる事が出来ませんでした。
※船岡山から眺めた五山送り火の様子は、こちらに掲載しています。
☆五山送り火、船岡山の混雑の中で撮影!
また来年機会があれば、夜に東大谷万灯会へ参加してみたいと思います。