法輪寺は、京都市西京区にある寺院です。
歴史は古く、奈良時代に元明天皇に勅命により、行基が堂塔を建てたのが始まりと伝えられています。
その時の寺名は、木上山葛井寺でした。
葛井寺が法輪寺と改めたのは、貞観10年の事。
空海(弘法大師)の高弟の道昌僧正が、虚空蔵菩薩像を安置して祀るようになったのも、この頃からです。
虚空蔵菩薩は、芸術など技芸の上達にご利益があるとされ、信仰を集めています。
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虚空蔵法輪寺の芸能上達祈願祭と狂言
虚空蔵法輪寺の芸能上達祈願祭
今年も平成29年(2017)3月10日に、虚空蔵法輪寺では芸能上達祈願祭行われます。
芸道や技芸の上達の祈願する行事です。
まず法要が行われ、その後に狂言が奉納。
狂言は、毎年演目が変ります。
時間は、約1時間ほどの終了です。
茶道、華道、香道、書道などの技芸上達を、切に願っている方。
参拝は自由ですので、芸能上達祈願祭に、参加してみてはいかがでしょうか。
もちろん、祈願したからといって、日々の精進を怠ったら上達はしません。
また、日々精進しているからといって、祈願した翌日から腕が上がるという事もないでしょう。
しかし、願った事により、新たな気持ちで芸道に取り組めるかもしれませんよ。
その気持ちが、上達に繋がる可能性があります。
2015年3月10日は、平日の火曜日です。
休日ではないので参拝は難しいかもしれませんが、もし急に休みになった方は、検討してみて下さい。
虚空蔵法輪寺へのアクセス
JR京都駅から嵯峨野線に乗車、嵯峨嵐山駅で下車して徒歩8~15分。
虚空蔵法輪寺関連のページ(2015年)
虚空蔵法輪寺の針供養は、2015年2月8日に行われます。
法輪寺の十三まいり、2015年。渡月橋で振り返ってはいけない。