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前祭山鉾建を撮影!【祇園祭2019】

7月10日から、京都の各鉾町で鉾や曳山が組み立てられます。
その組み立てられている様子を、見てきました。

私が見たのは、長刀鉾・函谷鉾・月鉾です。
組み立て途中の鉾を見るのは、何気に初めてでした。

今回は、前祭山鉾建を紹介します。
何かの参考になれば幸いです。


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前祭山鉾建

前祭山鉾建を撮影!

京阪「祇園四条駅」から四条通りを西側へと歩いていきました。
鉾建てを見るためです。

長刀鉾

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最初に見たのが、長刀鉾です。
長刀鉾は、鉾先きに大長刀をつけているため付いた名です。

「くじとらず」として知られており、毎年巡行の先頭にたっています。

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用いられる長刀は、かつては三条小鍛冶宗近の作のものでした。
現在は、三条長吉作の長刀の複製品を鉾頭しています。

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道路を挟んで撮影してみました。
この時点では、全く鉾っぽくありませんでした。

函谷鉾

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続いて見たのが、函谷鉾です。
函谷鉾と書いて、「かんこぼこ」と読みます。

応仁の乱以前に起源を持つ鉾です。
長刀鉾と同じく「くじとらず」の鉾で、第二番目に巡行します。

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名の由来は、中国の故事からです。

かつて中国に、函谷関という関所がありました。
この関所は、朝になり鶏の声がするまでは、開かない関所でした。

その関所を、斎の孟嘗君が家来に鳥の鳴き声を真似させて開かせます。
そして、難を逃れたというのが名前の由来の故事です。

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長刀鉾と同じく、道路越しに撮影しました。
長刀鉾との違いが、この時点では分かりません。

月鉾

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この日最後に見たのが、月鉾です。
新月型を鉾頭につけているので、この名が付きました。

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組み立て途中は、どの鉾もほとんど同じですね。
ただ、鉾が建てられている場所で、どの鉾か判別は出来ます。

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道路越しに撮影したものです。

組み立てが進むと、最終的にクレーン(重機)を使って鉾は建ち上がります。
来年は、クレーンで鉾が建ち上がる様子を見てみる予定です。