京都市内の桜が散って、葉桜に移っています。
しかし、この時期にから楽しめる桜も存在。
(平野神社の御衣黄)
その1つが、御衣黄桜(ギョイコウサクラ)。
京都の世界遺産の1つ仁和寺で栽培されたのが、始まりと伝えられています。
開花した時は、緑色。
その後、徐々に黄色に近づき、最後は中心部分が赤くなります。
その様子が、貴族の衣装をイメージさせる事から、御衣黄と呼ばれるようになったそうです。
そんな御衣黄桜と同じく遅咲きの鬱金桜が観賞できる、京都の神社・お寺を5つ紹介します。
遅咲きなので、4月中旬に京都へ訪れても楽しめますよ。
京都のソメイヨシノを逃した方。
染井吉野と違った美しさがある、この花を見に行きませんか?
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京都の御衣黄や鬱金
京都で遅さきの桜が観賞出来る神社やお寺
それでは順番に紹介していきます。
平野神社
桜の平野神社と呼ばれるだけあって、境内には様々な種類の桜が植えられています。
その中の1つ、御衣黄。
御衣黄の他にも、大手毬や早晩山、旭日などの4月中旬に花を咲かせる桜も観賞可能です。
4月中旬に京都の桜を楽しみたい方に、オススメの場所となっています。
平野神社までのアクセス
京都駅から市バス205・50号系統に乗車、衣笠校前で下車してすぐ。
雨宝院
京都の中でも、境内に咲く桜の時期が遅い雨宝院。
染井吉野が散る時期に、観音桜と歓喜桜が満開となります。
その後に、御衣黄の出番です。
後に挙げる岩神神社は、この雨宝院の近くに存在。
岩神神社で御衣黄が見れなかった場合は、こちらで観賞して下さい。
雨宝院へのアクセス
市バス今出川浄福寺で下車、徒歩約5分で到着です。
六孫王神社
ソメイヨシノや紅しだれ桜が咲く事の有名な神社です。
意外に知られていないかもしれませんが、鬱金桜(ウコンサクラ)も咲きます。
場所は、神龍池のすぐそばです。
御衣黄の別名が鬱金桜と思っていたのですが、違っていました。
似たような色と形をしているのですが、鬱金桜がより黄色かかっているそうです。
六孫王神社に近くには、京都の世界遺産の1つ東寺が存在しています。
東寺を見学した後に、六孫王神社の鬱金桜を観賞しませんか。
六孫王神社へのアクセス
市バス16号系統乗車、六孫王神社前下車して徒歩3分。
仁和寺
御衣黄の発祥の地だけあり、もちろん観賞出来ます。
また、先に挙げた鬱金桜も見る事が可能です。
両方見比べてみて、違いを探すのも面白いですよ。
仁和寺までのアクセス
京都駅から市バス26に乗車、御室仁和寺の停留所で下車してすぐ。
おまけです。
岩神神社
京都市上京区にある神社です。
御神体は、神社名の示す通り、巨大な岩。
かつてこの岩を、小僧に化けて悪さをしたとか。
その事から禿童(かぶろ)岩とも呼ばれていました。
この神社の境内にも、御衣黄桜が咲くそうです。
今回掲載している中で、唯一自分の目で確認していない場所。
あくまで伝聞なのが、申し訳ないです。
そのため、おまけ扱いとなっています。
岩神神社へのアクセス
市バス今出川浄福寺で下車、徒歩約5分で到着。
京都の遅咲きの桜
京都で普賢象桜の観賞場所。