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京の幻の大仏。

京都にかつて、大仏が存在したのをご存知ですか?
私は、知りませんでした。

京の幻の大仏を知ったのは、偶然です。
京都の東山を歩いていた時に、その存在を知りました。

京の幻の大仏については、「大仏殿跡緑地公園」に掲載しています。

◆京の幻の大仏についての簡単な説明◆

天正14年(1986)に、京の大仏が作られ始めます。
制作を命じたのは、豊臣秀吉です。

そして、文禄14年(1595)に、大仏殿は完成しました。
完成した当時の大仏は、奈良の東大寺より大きかったそうです。

また、大仏殿もかなりの大きさでした。
その広さは、東西55m、南北90m。

現在の場所だと、方広寺・豊国神社・京都国立博物館・三十三間堂まで含まれる大きさとなります。

そんな大仏でしたが、完成の翌年に地震で倒壊。
再建されましたが、火災に見舞われ焼失。

また再建されましたが、寛政10年(1798)に落雷で大仏殿が焼け、木造の大仏も同じく焼失してしまいました。

この後、同規模の大仏や大仏殿が再建される事無く、現在へと至ります。

-終-

今回は、そんな京の大仏を紹介します。
何かの参考になれば、幸いです。

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京の幻の大仏の概要

大仏殿跡緑地公園

京都の東山を、ぷらぷら探索していた時の事です。
大仏殿緑地跡という名の公園を、発見しました。

大仏殿緑地跡公園は、方広寺と豊国神社の東側にあります。
変わった名称の公園だなと思い、辺りを見てみると説明板を発見。

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説明板を読むと、公園がある場所に、大仏殿が建っていた事が分かりました。
大仏殿を建てたのは、天下人・豊臣秀吉です。

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公園へ中へと入ってみました。
遊具もなく、緑の芝生が広がっている公園です。

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大仏殿の面影が、全くありません。

この場所から大仏殿跡の遺構が発見されたのですが、地下に埋め戻して大切に保存いているためです。

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その代わり、小舗石や板石などで、大仏殿の位置は示されています。
これ以外は、いたって普通の公園です。

しかし、機会があれば、三十三間堂や豊国神社などを観光した後にでも、大仏殿跡緑地公園へ訪れてみて下さい。

昔奈良の大仏を越える大きさの大仏が、ここに建っていた。
そう思うと、少しテンションが上がるかもしれませんよ。

大仏殿緑地跡公園の駐車場

大仏殿緑地跡公園には、駐車場はありません。
周辺の有料駐車場か公共交通機関を利用して下さい。

大仏殿緑地跡公園へのアクセス

大仏殿緑地跡公園への行き方です。

京阪電車「七条駅」で下車。
そこから、徒歩5~8分で到着。

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(周辺地図)