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羅城門跡の石碑。

羅城門跡の石碑を見てきました。
その時の様子は、「羅城門跡の石碑を発見」に掲載しています。

羅城門は、平安京の朱雀大路の南に建てられた大門です。
羅城とは、都城の城壁の事を指します。

平安京の正面玄関で、幅50m、高さ24m、奥行き21m。
平安京のシンボルの大門でした。

しかし、816年に強風により倒壊。
980年に再建されるものの、再び暴風で倒れます。

それ以降、再建される事無く朽ち果ててしまいました。
その後、羅城門周辺は荒廃し、死屍累々の場所となります。

そのため、羅城門では様々な怪奇譚が誕生しました。
有名なのが鬼の住処だったというものです。

その羅生門の鬼の名は、茨木童子。
頼光四天王の一人である渡辺綱と戦い敗れた鬼です。

今回は、そんな羅生門跡に立っている石碑を紹介します。
何かの役に立てば幸いです。

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羅生門跡の石碑の見所

羅生門跡の石碑を発見

京都には、がっかりスポットと呼ばれる場所が存在します。
期待して訪れたのに、期待を裏切る観光名所の事です。

京都がっかりスポットは、次のような場所が挙げられます。

本能寺跡、池田屋跡、五条大橋。
そして、羅生門跡も京都がっかりスポットの1つです。

私は、石碑があるだけまだ良い方だと思うのですが……。
逆に、ここに本能寺や羅城門があったのかと、少し感動します。

そんながっがりスポットの羅生門跡。
東寺の南大門を、西に少し歩いた公園内にあります。

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赤い丸が、東寺の南大門です。

羅生門跡だけ見に行くには、さすがに物足りないと思います。
東寺で観光を楽しんだ後、向かって下さい。

それだと、東寺で楽しんでいるので、バランスは良いです。

それでは、羅城門跡の石碑を紹介ます。

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羅城門跡の石碑です。
公園の中に、ビシっと立っています。

どうです、がっかりしましたか。

芥川龍之介の小説「羅生門」。
人間のエゴイズムを描いた名作です。

黒澤明の映画「羅生門」。
同じく人間のエゴイズムを追求した名作です。

その舞台となった跡地だと思うと、少しテンションが上がりませんか。

ただ、公園の中に石碑が立っているだけなので、羅生門がどのような門だったかは想像が難しいかもしれません。

そんな方は、京都駅前に行って下さい。
そこには、10分の1の大きさの羅生門の模型が、展示されています(※)。

(※京都駅前の羅生門の模型の写真は、こちらに参照して下さい。
京都駅前の羅生門。

ここでも、かなりがっかりスポットを強調しました。
これで、かなりハードルは下がったのではないでしょうか。

東寺へ観光へ行かれる方。
ぜひ、羅生門跡の石碑も見に行って下さい。

案外がっかりスポットも、楽しいですよ。