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東寺の五重塔。特別拝観で内部見学可能。

東寺の五重塔は、京都のある意味象徴です。
一目見て、京都だと分かる建造物だと思います。

そんな東寺の五重塔は、外からだけなく内部からも楽しめます。
内部の見学は、特別拝観の時のみ可能です。

◆東寺についての簡単な説明◆

東寺は、京都市南区にあるお寺です。
真言宗の根本道場で、真言宗全体の総本山になります。

建暦13年(794)に、平安京が造営されました。
その2年後に、羅城門の東西に2つの寺院が建立されます。

その寺院の1つ、羅城門の東側に建ったのが東寺です。
左大寺や教王護国寺とも言われています。

もう1つの寺院である西寺は、衰退し無くなりました。
現在は、東寺しか現存していません。

平安京鎮護のため建てられた東寺。
その後、嵯峨天皇より空海へ下賜されます。

そして、真言密教の根本道場として栄えました。
境内には、国宝の金堂や大師堂が建っています。

京都のシンボルである五重塔も、東寺にある国宝の建造物の1つです。

-終-

今回は、そんな東寺にある五重塔を紹介します。
何かの役に立てば、幸いです。

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東寺の五重塔の概要

東寺の五重塔の紹介

東寺の五重塔は、京都をランドマーク的存在の建築物です。
高さは、木造の建築物の中で日本一を誇ります。

その高さは、約55mです。
また内部には、空海が唐より持ち帰った仏舎利が納められています。

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東寺の五重塔の歴史は、空海より始まりました。
空海が嵯峨天皇より東寺を下賜された後、五重塔の建設が開始されます。

完成は、空海が亡くなった後の事でした。
883年に、初代五重塔は完成します。

しかし、1055年に五重塔は、落雷に遭います。
その事で、五重塔は焼失してしまいました。

この後、再び五重塔は建てられます。
しかし、またまた焼失。

現在の東寺の五重塔が建てられたのは、江戸時代になってからです。
1644年、徳川家光によって再建されました。

現在の五重塔は、初代から数えると5代目になります。

東寺の五重塔の内部

東寺の初層内部は、極彩色で彩られています。
また、中央に心柱が各層を貫いています。

この心柱は、大日如来に見ててられた柱です。
その柱を中心として、四方に四尊の如来と八尊の菩薩が安置されています。

四面の側柱には八大龍王、壁には真言八祖像が描かれているのも特徴です。

そんな東寺の五重塔の内部ですが、通常は非公開になっています。
しかし、全く見る事が出来ない訳ではありません。

年に2回程、五重塔初層の内部公開が行われます。
今年は、「京の冬の旅」と「春期特別公開」で、見る事が出来ました。

見る事出来るイベントは変わるかもしれませんが、来年以降も五重塔初層の内部公開が行われると思います。

何十年に1回の公開という訳ではありません。
今年見逃した方は、来年以降に機会があれば、東寺に訪れて見てみて下さい。

五重塔初層、金堂・講堂を見る事が出来て、拝観料金は800円です。
ただ、値上がりする可能性もあるので、ご注意ください。

また、東寺は内部拝観のみ、拝観料金が必要になります。
境内の散策は、無料です。

外から東寺の建築物の写真だけ撮りたい方は、無料で楽しめます。

東寺の駐車場

東寺には、駐車場があります。
自家用車は、2時間600円です。

ただし、毎月21日の弘法市の日は利用できません。
ご注意ください。

東寺へのアクセス

東寺の行き方。

JR京都駅から徒歩15分。

近鉄京都駅から乗車。
1駅目の東寺駅で下車して、徒歩10分。

京都駅から東寺へのアクセスを、下記にて写真付きで紹介しています。
東寺へのアクセス。京都駅から徒歩での行き方を紹介。

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(周辺地図)

京都の五重塔
京都の五重塔、場所や写真。

東寺の四季
東寺の桜。見頃や開花状況。ライトアップあり。
東寺の紅葉、見ごろや現在の状況。ライトアップあり。