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田中神社(伏見稲荷大社摂社)と和泉式部。

田中神社を、訪れました。
田中神社と言えば、左京区にある田中神社が有名です。

しかし、私が訪れたのは左京区にある田中神社ではありません。
私が参詣したのは、伏見稲荷大社の摂社の方です。

その時の様子は、「田中神社と和泉式部」に掲載しています。

伏見稲荷大社の摂社である田中神社は、鳥羽街道にある神社です。
京阪電車「鳥羽街道駅」から、歩いて2分~3分で到着します。

◆田中神社についての簡単な説明◆

田中神社は、伏見稲荷大社の摂社です。
祭神として、田中大神が祀られています。

創建は、不明です。
ただ、古今著聞集や十訓抄に田中の社の記述があります。

境内には、正保造営時奉納の石燈篭。
また、天保十三年に寄進された手水鉢があります。

-終-

今回は、そんな田中神社(伏見稲荷大社摂社)を紹介します。
何かの役に立てば、幸いです。

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田中神社(伏見稲荷大社摂社)の概要

田中神社と和泉式部

田中神社は、京阪電車「鳥羽街道駅」から、徒歩2分程の場所にあります。
京阪電車「鳥羽街道駅」と言えば、東福寺の最寄駅です。

その東福寺へ行く途中、田中神社に立ち寄りました。
ちなみに東福寺へは、紅葉が目的で訪れました(※)。

(※東福寺の紅葉の写真は、こちらに掲載しています。
東福寺の紅葉、見頃や現在の状況。

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田中神社に、到着しました。

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それ程、大きな神社ではありません。
社、石燈篭、手水鉢があるくらいです。

まずは、社の前で手を合わせました。
その後、境内を見渡します。

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手水鉢を発見。
天保十三年に寄進されたものでしょうか。

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そして、石燈篭です。

見るものは見たので、田中神社を後にします。
そして、予定通り東福寺の紅葉を楽しみました。

実は、冬にも田中神社を訪れています。
その時の目的は、伏見稲荷大社と東福寺の雪景色です。

◆伏見稲荷大社の雪景色◆
伏見稲荷大社の雪景色。夜明け前の幻想的な世界。

◆東福寺の雪の光景◆
東福寺の雪、氷の雲海に浮かぶ通天橋。

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雪が積もる田中神社です。
伏見稲荷大社から東福寺への移動中に、見ました。

時間がなかったので、境内には入らずに外から見ただけです。
それでも、雪が積もる田中神社は、見応えがありました。

さて、この田中神社は、和泉式部と少しだけゆかりがあります。
和泉式部は、平安時代中期の歌人です。

次のような話が伝わっています。

◆田中神社と和泉式部◆

和泉式部が稲荷詣へ行く途中、田中の社付近で時雨に遭いました。
難渋していると、田を刈る童が雨具を貸してくれたそうです。

その雨具のおかけで、和泉式部は無事に稲荷詣をする事が出来ました。
その帰り道、雨具を童に返します。

そして翌日、和泉式部は童に和歌を贈ります。

「時雨する 稲荷の山の もみじ葉は あおかりしより おもいそめてき」

-終-

和泉式部が、時雨の時に避難したかもしれない田中神社。
東福寺へ行く途中に、機会があれば立ち寄ってみて下さい。

田中神社の駐車場

金戒光明寺には、駐車場がありません。

田中神社へのアクセス

田中神社への行き方です。

京阪「鳥羽街道駅」で下車。
徒歩2分~3分で到着。


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(周辺地図)