京都御苑を、訪れました。
京都御苑は、京都の町中にある広大な公園です。
◆京都御苑についての簡単な説明◆
京都御苑は、京都市上京区にあります。
市内の町中にある大きな公園です。
江戸時代は、宮家などの邸宅が立ち並ぶ町でした。
しかし、明治になって都が東京へと移ります。
それに伴い、邸宅は取り除かれました。
そして、公園へと整備され開放される事となりました。
苑内には、百年を越える樹林や数々の植物が育っています。
また、旧公家屋敷跡や歴史的遺構が点在しているのも特徴です。
京都市民の憩いの場として、親しまれている公園になります。
-終-
今回は、そんな京都御苑の出水の小川を紹介します。
何かの参考になれば、幸いです。
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京都御苑の出水の小川の概要
京都御苑の出水の小川
京都御苑でソシンロウバイを見ました。
★京都御苑のソシンロウバイ。見頃や開花状況。
そのソシンロウバイの木の近くで、小川を発見しました。
出水の小川(でみずのおがわ)です。
こちらが、京都御苑の出水の小川になります。
小川の名に相応しい、小さな小さな川です。
京都御所で、かつて防火等のために水路が引かれていました。
「御所水道」です。
明治に開かれた琵琶湖疏水。
その疏水を三条蹴上で分水した専用水路です。
この専用水路の御所周りの流路である「御溝水」から、水を導いて作られたのが「出水の小川」となります。
長さは、約110m。
深さは、約20㎝。
川底には、苑路と同じ石が敷かれています。
この石は、琵琶湖安曇川産の石です。
現在、御所水道は閉鎖。
そのため、井戸から地下水を循環濾過させています。
こうする事のより、川の流れを維持。
出水の小川は、澱む事なく流れているという訳です。
出水の小川の周辺は、高い木で覆われいます。
その高い木で陰で出来るため、暑い日でも過ごしやすいです。
京都御苑を訪れた際、小川周辺を散策してみて下さい。
ソシエロウバイも、小川のすぐ近くに咲いていますよ。
京都御苑の駐車場
京都御苑には、駐車場が完備しています。
清和院-東駐車場と中立売-西駐車場です。
清和院が普通車80台、中立売が普通車250台を収容可能。
普通車3時間500円、以後1時間毎100円となっています。
京都御苑へ車で行く方は、利用してはいかがでしょうか。
京都御苑へのアクセス
京都御苑への行き方です。
京都駅から地下鉄に乗車。
丸太町駅か今出川駅で下車、すぐに到着します。
(周辺地図)
京都御苑の四季
・京都御苑の桜。見頃や開花状況。近衛邸跡の糸桜を堪能。
・京都御苑の紅葉、見ごろや現在の状況。